2008年9月30日

過払い金とは?

 

本日相談で来所されたAさん(40代女性)。

消費者金融6社の借入のうち、3社は10年近く借入と返済を

繰り返している。

毎月の返済を何とか継続してきたが、先の見えない返済に疲れて

相談に訪れた。

 

わかば「なるほど。BCD社については、もう返済の必要はなさそう

ですね。しかも過払い金が返ってくる可能性が高いですね。

EFG社も利息再計算をすれば、多少金額は減りますから、

場合によっては、回収した過払い金の中から返済に充てましょう。」

 

Aさん「はぁ・・・。あのー、過払いとはどういうことですか?」

 

わかば「利息制限法という法律によって、年利15%から20%以上

の金利はグレーゾーン金利といって、返済の義務はなく、払った利息は

さかのぼって元金に充当できるんです・・・・・」

 

再度グレーゾーン金利の説明を行い、過払い金を説明。

 

Aさん「そうすると、BCD社についてはお金が返ってくるんですね。

じゃあそれはBCD社の残債に充ててください」

 

わかば「・・・。過払い金が発生した場合は、BCD社の残債はゼロに

なった上で、お金が返ってくるんですよ。」

 

Aさん「えー?本当ですか?」

 

わかば「もちろん本当ですよ!その上で、戻ってきた過払い金を

EFG社の残債に充てるんですよ」

 

Aさん「でも何だか不思議ですね。実際にいま返済している

BCD社の借金はもう返さなくていいなんて・・・。」

 

わかば「しばらくは返済のことは忘れて生活を立て直してください」

 

Aさん「ありがとうございます。どうかよろしくお願いいたします。」

 

過払い金・・・。すっかり世間的にも認知されたと思っていたが、

まだまだ知らない人が多い。

Aさんが不思議に思うのも当然だ。

 

既に返さなくていい借金を返済する。

そして遅れれば厳しい催促がくる。だがその借金は実は

返さなくていい借金。

しかし、過払い金は自動的には返ってこない。

業者に主張しなければならない。

 

日本中で数百万人もの人々が多重債務問題で苦しんでいる。

国の方で何とかならないものだろうか?

 

過払い金は強制的に返還せよ!そんな法律ができたらいったい

どれだけの多重債務者が救われるのだろう・・・・。

 

だが、現実にはそのようなことにはまずならない。

知らない人は損をする。それが日本の現状です。

 

貴方が返済しているその借金は、既に返済しなくて良い借金

かもしれません。

 

2008年9月29日

過払い請求・エイワの場合

 

中堅金融業者でエイワという業者がある。

その昔は、営業員が皆コワモテな感じだった

ため、よく誤解を招いた会社だ。

だが、最近ではすっかりおとなしくなっている。

過払い請求については一言で表現すると・・

遅い」につきる。

まず履歴の開示が遅いのだ。

本日もBさんの件で一件電話があったのだが、

 

エイワ「Bさんの平成12年までの履歴お送り

しましたので、ご確認下さい。次回は1ヶ月後

位になりますので」

といった感じだ。口調は丁寧だが、履歴は

小出しにしてくる。

10年分位しか出してこないが、全部揃うまでに

4ヶ月ほどかかる。

 

開示が揃ってもここから先がまた遅い・・。

任意の交渉ではまず担当者と話しが

できないし、話せても個別計算を主張し

元金の30%以下まで平気で値切って

くるうえ、決済まで一ヶ月半かかる。

聞くところによると、担当者一人で

数百件抱えているという噂もある。

 

そのため、当事務所では即訴訟を

提起しているが、訴訟を提起しても、

一回目はありきたりな答弁書で擬制。

二回目前後で和解となるのが一般的だ。

訴訟になれば、最高裁で負けて以後、

個別計算ではなく、一連計算を認める

ようになた。。

そしてここからが問題。

現状では、何と返還日が六ヶ月位先から

しかも「分割」なのだ・・・。

70万円くらいの過払いだと、大体7万円の

10回払いとなることが多い。

 

先日別件で訴訟外和解した時に、思わず

担当者に別件のTさんの件も任意交渉で

何とかならないか聞いてみた。

すると、

エイワ「いいですよ。訴訟になるよりは

マシですからね。まずは支店の方に

一度請求案をFAXして下さい。

その上で支店に電話して下さい。

こちらからも支店に言っておきますので。」

 

言ってみるものだ!

 

早速支店にFAXし、本日電話を

かけてみた。しかし・・・、

支店「支店ではゼロ和解以外

できませんよ。本社管理部に

聞いて下さい」との回答・・・。

すかさず本社の担当へかけるも、

出廷のため、一日留守とのこと。

だめだこりゃ・・・。

 

結局、夕方になり、あわてて提訴

をしました。

 

エイワ相手に任意で返還を求めるのは

かなり難しいので、迷わず訴訟を提起

しましょう。

 

2008年9月28日

督促は土日おかまいなし?

 

本日は日曜日。日曜相談や、週明けの訴訟準備などで、

普段と変わらず忙しい。

昼前、一本の電話が入る。

一週間前に手続きをお受けしたKさんからであった。

 

Kさん「実はM社から、携帯に何度も着信が入って

るんですが、どうしたらいいですか?」

 

わかば「M社ですか?えーと、受任通知はKさんが

来社された翌日発送してますね。

分かりました、電話番号は何番かわかりますか?」

 

Kさん「はい、△×□◇-○×△□番です」

 

わかば「こちらから直接電話しますので、

少しお待ち下さいね」

すかさずM社へ電話をかける。

 

わかば「Kさんの件ですが?」

 

M社「はいどういった件ですか」

 

わかば「本人の携帯へ督促来てるようですが、

既に当職で受任してますのでお辞め頂けますか?」

 

M社「あ、そうでしたか、失礼しました。

法務担当部署が日曜で確認取れないので、

受任通知の控えをFAXしてもらえますか?」

 

FAXを送り再度電話する。

 

わかば「FAX届きましたか?」

 

M社「はい届きました。ではもう電話は

しないようにしますので」

 

Kさんへ電話する。

 

わかば「先ほどうかがったM社の番号に電話して

Kさんに電話しないように直接言いましたので」

 

Kさん「すみません助かりました。

でもどうして電話が来てしまったのですか?

手続きをお願いしたらもう電話は来ないと

思ってたんですが。」

 

わかば「大きい会社の場合、何万人もの顧客を管理してるので、

部署があちこちに分かれてしまうんですね。

そのため、行き違いで時々連絡が来てしまうことが

あるんですよ。でももう大丈夫ですので!」

 

Kさん「そうでしたか。すみません、日曜日なのに

助かりました。

また何かあったらお電話します。」

 

督促電話は土日もお構いなくかかってくる。

しかし、法律職に債務整理を依頼した場合、

業者は直接取立行為を行ってならないという

ルールがある。

督促で悩まれている方は早めの相談を

お勧め致します。

 

2008年9月27日

事務所選びは慎重にお願いします

 

このところ朝晩はすっかり涼しくなった。

今日は天気も良く過ごしやすい。絶好の

仕事日よりだ・・(土日も営業してるので・・)。

 

午前10時、自己破産希望のAさんが来所。

何やら訳ありな様子。

Aさん「実は1年ほど前に東京の法律事務所に

自己破産手続きをお願いしてあるのですが、

この度担当の先生が体調不良を理由に手続き

を辞任したいと言ってきたんです。」

 

わかば「1年前ですか?そうすると申し立てが

終わって今はどの段階なのですか?」

 

Aさん「いえ、申し立てすらしてないそうです。

私もびっくりしちゃいまして・・・・。」

 

わかば「えー?? 1年間ほったらかしですか?

費用はどうなさってるんですか?」

 

Aさん「えーと、毎月4万円ずつ払ってて、それで

夏前に一度電話もらって、入金が30万円近くなったから、

そろそろ申し立てしましょうかって話しだったんです。」

 

わかば「費用が入るまでは申し立てしないってこと

ですか・・・。そして先方都合の辞任、申し立てすら

済んでないと・・。」

 

Aさん「もうどうしていいか分からなくて」

 

わかば「書類等の返却は受けられたのですか?」

 

Aさん「次の事務所が決まったら直接やりとりして

渡すって言ってました。費用は実費だけ引いて

返すと言ってました。」

 

わかば「・・・・。そうですか。では早急に手続き

行いましょう。もう安心して下さい。」

 

Aさん「はい、ありがとうございます。

わかばさんに頼むと早速連絡入れてみます。」

 

わかば「よろしくお願い致します。」

 

各事務所によって、手続きの方針・経験等は様々だ。

その事務所は先に費用分を支払うまでは申し立てを

行わない事務所だったらしい。

当事務所ではそういったことはしない。お受けしたら

即申し立てを行う。その方が資料も揃いやすいし、

なによりお客様の記憶もまだ新しい。

一年も経ってから、あのときの借入れはどうでしたか

と聞かれてもそうそう答えられないだろう。

よそのことをどうこうあまり言いたくないが、

1年ほったらかしたあげく、辞任とはあまりに勝手

ではないか?

Aさんに何の落ち度があったのだろう?

この場合に実費を取るというのも疑問である。

とにかく遅れを取り戻すべく、一刻も早く

申し立てをしなければならない。

 

手続きを依頼される場合は、相手の言いなり

ではなく、必ず支払いや方針、見通しなどを

確認して下さい。

納得がいかない場合はその場で契約せずに、

もう一度良くお考え下さい。

2008年9月26日

中小業者・対応の落差

 

昨年くらいから、過払い請求の増加、法律改正などにより、

倒産する消費者金融が増えてきた。

また、倒産しないまでも、キャスコや三和ファイナンスなどの

ように過払い金の返還を大幅に減額したり、全く支払わない

業者も出始めている。

大手や準大手業者でもそういった状況なので、

当然中小業者に関して言えば、もっと状況はシビアだ。

というよりも、中小業者が今後生き残っていくことは

相当難しいと思われる。

 

本日はD子さんの完済後過払いの件で、神奈川県の

A社と交渉。

A社自体名前を初めて聞いたので、まだ会社があるのか

すら不安であったが、履歴開示請求を出すと、7日ほどで

開示が届き、ご丁寧に引き直し計算までしてあった。

開示によると過払いは約50万円だ。

 

ここからの判断は非常に悩むところだ。

中小業者はいつ潰れてもおかしくはない。

訴訟して判決取ったところで、押さえるものがなければ

ただの勝訴という紙切れを持っているにすぎない。

場合によっては大幅減額でも、取れるうちに取った方が

良い場合もある。

今回のD子さんは生活にゆとりが余りないので、できれば

早く手元にお金をお渡ししたい。

今回は極力任意で交渉しよう。

早速A社へ電話。

 

わかば「D子さんの過払いの件ですが」

 

A社「ああ、D子さんですね。計算上、そういった数字が

出ている以上お返ししなければならないと思っております。」

 

わかば「恐れ入ります。通常訴訟を提起しているのですが、

もし迅速な返還が可能であれば、このお電話で和解したいと

思うのですが?」

 

A社「当方としてもそうして頂けると助かります。ただ、

できれば金額を相談させていただきたいなと。」

 

わかば「分かりました。完済案件ですが、利息等は

なしで元金の90%でお願いします」

 

A社「9割ですか。ありがたいのですが、もう少し何とか

なりませんか?」

 

わかば「・・・。気持ちですが、あと1万円お引き致します。

それ以上は厳しいです。ご理解下さい。」

 

A社「分かりました。それでお願いします。

返還は10月中旬になります。和解書だけお願いします。」

 

わかば「かしこまりました。ご協力ありがとうございます。」

 

意外であった!

業者にもよるのだろうが、このA社、下手な大手よりよっぽど

誠実な対応である。

元金を減額したことで甘いと思われるかもしれない。

だが中小業者はいつ潰れても本当におかしくない

状況なのだ。

何より少しでも早くD子さんの手元へお金をお届け

することが優先なのである。

「優先すべきは依頼人」

これが当事務所の基本です。

 

和解書を作成郵送し、そしてD子さんへ報告の

電話を入れる。

 

D子さん「えー、もうお金が返ってくるんですか?

ありがとうございます。助かります。何と

お礼を言っていいのか」

 

わかば「とんでもない。うちは大したことは

していません。

一応和解は済みましたが、なにぶん中小業者なので

お金が入るまでは油断しないで下さい。」

 

D子さん「はい。あと2週間が待ち遠しいです♪」

 

過払い請求は各業者に応じた対応の見極めが

大切です!

2008年9月25日

アコムも処理が遅くなってます

 

アコムという会社がある。

メガバンク(三菱UFJ)を母体に持つ

大手中の大手だ。

以前は過払い返還の対応も良く、

処理も非常に早かったので、訴訟を提起する

ことはまずなかった。

ところが今月に入り急に対応が悪くなってきたのだ。

過払い元金からの減額の要求、たった数日の

空白で取引分断時効の主張、返還までの処理も

遅くなった。

 

そのため、当事務所は方針を変え、即訴訟を

提起することにした。

 

本日は完済案件のAさんとBさんの訴訟の件で

アコムの担当より電話が入る。

 

アコム「AさんとBさんの件ですが、訴外和解を

お願いできますか?」

 

わかば「いいですよ。Aさんが利息込みの10万円、

Bさんが利息込みの47万円で」

 

アコム「えー、完済日からの利息もつけるんですか?」

 

わかば「条件が折り合えないようでしたら、

裁判官の判断に従いますが?」

 

アコム「ちょっとお待ち下さい」(保留)

〔上司に確認してると思われる〕

 

アコム「分かりました。争点もないようですし、

その金額お返しします。銀行に預けたって

5%も利子つきませんよね?これでは

時効ぎりぎりまで過払い請求は待った方が

得ってことになりますよね?何かがおかしい

と思いませんか?」

 

わかば「それ以上にグレーゾーン金利で

莫大な利益をあげてきたのだからお互い

様ではないですか。」

 

アコム「いまじゃこちらの方が弱者ですよ。

先生もなるべく訴訟ではなく任意で今後は

お願いしますね」

 

わかば「検討します」

 

過払い請求の時効は10年である。

確かに9年前の完済案件で、完済日からの

利息をつけたら、下手すると顧客が支払った

以上の返金をしなければならなくなる。

そこだけ見れば少し矛盾も感じるかもしれない。

だが、業者は過去に莫大な利益を違法金利で

あげている。

しかしその全てが返還請求された訳ではない。

中には請求されることなく、時効を迎え、消滅

しているものも多数ある。

また、過払いになっていることを知らずに

自殺や夜逃げをしてしまった人も多数いる。

そのことについてはどうなるのだろうか?

 

業者は減額をしてもらうために必死だ。

だが、こちらも依頼者のために一歩も

譲るわけにはいかない!

2008年9月24日

アイフルに勝利!

 

当ブログで以前紹介した、9月5日のCさん(70代女性)の

件で動きがあった。

元々この件は、アイフルがCさんの不動産を担保に取って

おきながら、25%の違法金利で長期間貸付をしており、

利息の再計算をしたら、当然過払いとなっていたため、

即日提訴したものである。

但し、計算の結果、過払い金は250万円に及んでおり、

地裁管轄となることから、当事務所は本人訴訟支援での

サポートとなった。

 

午前中、アイフルから電話が入る。

アイフル「Cさんの件ですが、訴訟外での和解をお願い

したいので、調整頂けますか?」

 

わかば「地裁案件なので、交渉はできませんが、

意向は本人に伝えます。どういった内容ですか?」

 

アイフル「わかばさんの方針はよく存じてますので、

今回は特に争うつもりはありません。その上で、

金額的に何とか譲歩頂ければと思います。」

 

わかば「そうですか。別契約等は主張されないん

ですね。早期和解となると、金額と返還日を

教えてもらえますか?」

 

アイフル「気持ちですが、利息を付けて、

260万円、返還日につきましては、

早くお手元にあった方がいいでしょうから

10月第一週にお返し致します。」

 

わかば「!? そうですか。ずいぶん

早い返還ですね?」

 

アイフル「これが精一杯なので、

何とかご理解頂ければと思います」

 

わかば「分かりました。本人に伝えまして、

早急にお返事致します。」

 

電話を切り、至急Cさんに連絡。

急ではあったが、午後来所いただくこととなった。

 

午後、紹介者の知人女性と共にCさん来所。

アイフルからの意向を伝える。

 

知人「えー、本当ですか!?Cさん良かったね!」

 

Cさん「そうですか。私はどうしたらいいんでしょうか?」

 

(判決までもっていけば経過利息等含めて

もう少し金額は上がる。だが支払い自体は数ヶ月先に

なる・・。何より生活に困窮しているC子さんの手元に

早くお金を戻してあげたい・・・。悩むところだ・・・。

だが、「優先すべきは依頼人」が事務所のモットーだ。

満額取るだけが全てではない。今は一刻も早くC子

さんの生活にゆとりを取り戻したい。)

 

わかば「条件としては悪くないので、Cさんが

良ければ、訴訟外での和解となり、裁判もこれで

終わりです。うちとしても、この条件であれば、

和解して良いと思います。」

 

Cさん「ではそのお話しでお願いします。」

 

わかば「かしこまりました。」

 

さっそくアイフルへ電話し、直接Cさんから、

和解を承諾する旨の返事をして頂き、

電話をかわる。

 

アイフル「先生この度はありがとうございました。

和解書お願いできますか?」

 

わかば「いいですよ。当然ですが、根抵当権

の抹消に関する条項も入れますからね。」

 

アイフル「ええ、大丈夫です。書類もすぐに

お返ししますので。あと、裁判所に取下げ

の方お願いします」

 

わかば「わかりました。」

 

その場で和解書を作成し、Cさんに

署名頂き、アイフルへ郵送した。

 

Cさん「先生本当にありがとう

ございます。何とお礼をいってよいのか・・」

 

わかば「とんでもない。Cさんが長年にわたり

一生懸命返済したからこその結果ですから、

うちはたいしたことしてませんよ。」

 

Cさん「でもなんだか実感わかないですね。

自宅も取られて、借金だけ残して後は死ぬだけ

だと思ってたのに。

家は残って、借金は消えてしまうなんて・・。」

 

わかば「徐々に実感が湧いてきますよ。

今まで年金からの返済は大変だったと

思いますが、これからは楽なさって下さい」

 

Cさん「ありがとうございます」

 

今回のケースでは、9月8日に提訴し、

わずか2週間でのスピード解決となった。

しかも返金も10日後と、これまた早い。

アイフルとしても、額が大きいだけに、

少しでも早く解決したいのだ。

そうしなければ経過利息が膨らむ

一方だからである。

 なんにしても早期解決となり本当に

良かった。

 

 

 

 

 

2008年9月23日

任意整理・負債が残った場合

本日は秋分の日。雲一つないとはいかないが、

まずまずの天気だ。

すっかり涼しくなってきたので過ごしやすい。

どこかに出かけたくなる気持ちをぐっと押さえて

今日も仕事だ!

 

最近相談の中で、過払い金という言葉が先行

しがちだが、消費者金融から借入れをし、返済

をすれば、必ず過払いが生じるわけではない。

あくまで、利息制限法以上の金利(15-20%以上)

で、長期にわたり返済を継続しているか、もしくは

完済した場合に、過払い金が発生します。

 

お昼前、先月債務整理を受任したHさん

から電話が入る。

 

Hさんは数社から借入れがあり、月々の返済に

行き詰まり当事務所にご相談に来られた。

9月に現在の職場を退職したうえで実家に戻り、

新たな就職先を探して生活を立て直したいという

ことで、任意整理を希望していた。

任意整理は、利息制限法の利息に過去の取引から計算

し直した上で、現在の法律上の負債額を確定し、それを

36回前後の利息無しでの分割払いにする手続きである。

自己破産と違い、安定した収入があることが大前提のため、

きちんと就職先を9月中に決めるという条件付きで、

手続きをお受けした。

 

約束通り新たな就職先を決めたので、その報告

の電話であった。

Hさん「ご無沙汰してます。昨日、就職先が

決まりました。」

 

わかば「そうですか!それは良かったです。

前の職場と比べてお給料はどうですか?」

 

Hさん「正直、前の職場よりは減ってしまうと

思いますが、実家に戻り、以前ほど生活費

もかからないので、何とか返済はできます。」

 

わかば「それでは、毎月の返済額を下げて、

できる限り返済回数を伸ばした方が良いですね?」

 

Hさん「そうしていただけると助かります。」

 

Hさんのように、債務整理手続きを受任してから、

諸事情で転職した場合、給料の増減により

可処分所得が変わってくる場合がある。

今回のように手取り給与が減ってしまう場合は、

何とか返済回数を増やして、月々の支払額を減らし、

本人の負担を減らさなくてはならない。

業者によっては、36回以上の返済には難色

を示すところもあるが、そこは腕のみせどころ。

何とか、Hさんの希望通りの返済計画で

和解が調うように、各業者とガチンコ交渉だ!

 

2008年9月22日

武富士の対応が遅い!?

 

最近武富士の対応が遅くなっている。

以前は過払い訴訟を提起すれば、

だいたい期日の一週間以上前に

和解の連絡がきた。

ところがここのところ、期日直前まで

連絡が来ないことが多くなった。

任意のでの案件も処理が遅い。

 

祝日明けの24日に第一回の弁論

が入っているSさんの過払いの件も

夕方になりやっと連絡がきた。

 

武富士「Sさんの件で訴外和解を

お願いできますか?」

 

わかば「条件次第ですが、それにしても

祝日はさむとはいえ、期日の前日、しかも

夕方連絡とはずいぶん遅いですね?」

 

武富士「すみません。なにぶん件数が

多いもので、順に対応しています」

 

わかば「件数が多いなら、人員増強

して下さいよ。」

 

武富士「その点も踏まえて順次改善

していきますので」

 

わかば「分かりました。Sさんの件は

元利込み50万ならいいですよ」

 

武富士「50ですか・・。分かりました。

それでお願いします。振込確認後に

取下げでお願いしますね」

 

わかば「分かりました。裁判所にも

連絡しておきますので」

 

結局Sさんの件は期日前日の17時に

決着がついた。

ありがちな答弁書で擬制陳述されるより

かはましかもしれないが、もう少し何とか

ならないものだろうか。

 

2008年9月20日

夫に内緒の借金・・。

本日は台風により大荒れの天気かと思われたが、

明け方には関東の東へと台風は抜けたため、

何とか晴れの一日となった。

 

午後13時、予定通りC子さんが来所。

開口一番、

C子さん「秘密は本当に守ってもらえますか?」

わかば「大丈夫です。我々法律家には、それぞれ

の資格に応じた法律(司法書士法・行政書士法など)

によって、堅く守秘義務が課されていますので。

 

C子さん「実は、夫には借金のことは絶対に内緒

なんです。堅い人だからバレたら追い出されて

しまいます・・。なので、夫に内緒で自己破産を

したいんです。」

 

わかば「不可能ではないですが、まずは

落ち着いて現在の借入先と残高などを

教えていただけますか?」

 

C子さん「武富士にCFJに・・・・全部で

5社300万円くらいです。」

 

わかば「どれくらい前から借りてるの

ですか?」

 

C子さん「子供が小学校の頃から

なので、かれこれ10年くらいです。」

 

わかば「差し支えなければ、どうしてお金を

借りたのか教えていただけますか?」

 

C子さん「子供たちが大きくなってきて、

いろいろゲームだとかを買ってあげるのに

手持ちがなくてつい・・・。でもまさかこんなに

増えてしまうなんて思わなかったんです・・。」

 

わかば「うんうん。借りるときは簡単に貸して

くれますからね。けど利息は高いから減らない

んですよね。」

 

C子さん「そうなんです。返しても返しても

減らなくて・・。私がバカだったんです・・。

うう・・(涙)」

 

わかば「大丈夫ですよ。C子さんの借金は

自己破産しなくても、任意整理できれいに

なりますから。

ご主人にもバレる心配はありませんから

安心してください!

うまくいけば過払い金が取り返せますよ!」

 

(利息の説明を行う)

 

C子さん「本当にそんなことが可能なんで

すか?業者さんから仕返しとか嫌がらせ

をされたりしませんか?」

 

わかば「大丈夫です。全部大手の業者です

から、絶対にそんなことはさせません。

今日以後は、返済しなくていいんですよ。」

 

C子さん「ええ?いいんですか?」

 

わかば「はい。大丈夫です。普通の

生活を普通に送ってください。あとは

我々がすべて手続きを行いますので」

 

C子さん「よかった。実は数ヶ月前から

体調が思わしくなくて、一度病院に

いったら検査入院しなさいって先生に

言われたんです。

けど、入院が長引いたら返済が

できなくなるから、ずっとそのままに

してあったんです・・。」

 

わかば「すぐに病院へ行ってください。

病院の費用は大丈夫ですか?」

 

C子さん「そういうお金なら何とか

夫に相談できますので。」

 

わかば「そうですか。とにかくしばらく

は治療に専念なさってください」

 

C子さん「ありがとうございます。本当に

大丈夫なんですか?」

 

わかば「はい!大丈夫です。C子さんは

お体のことだけ考えてください。業者のこと

は忘れてください。」

 

C子さん「うう・・。ありがとうございます。

勇気を出して相談に来て本当に良かった

です。この何年間か、いつ夫にバレるか

不安で不安で・・。本当にだめな女です。

子供にも情けなくて・・うう・・(涙)。」

 

C子さんはこの10年一生懸命返済を

続けてきた。

 

確かに安易な借入だったかもしれない。

だが、業者の側はしっかりと違法金利

をとり続けてきた。

 

パートしかしてない主婦に300万もの

貸付をすることが適正な融資なの

だろうか?

相手の家庭や体調がどうなろうと

違法な金利を取り続ける業者。

おそらくCさんの借入はすでに

全社過払いとなっているので、

本来は返済の必要はない

借金なのである!

にもかかわらず、体調を壊して

まで返済を続けてきたC子さん。

どんなに辛かったことだろう・・。

目の前で号泣するC子さんに、

涙をこらえることができなかった。

 

C子さんの病状が深刻でないこと

を祈りつつ、早速C子さんが借入

をしている業者への受任通知作成

に取り掛かった。

 

2008年9月19日

親子二代にわたる闘い

 

午前11時、予定通りAさん親子が来所。

 

 

Aさん「きょうはどうかよろしくお願いいたします(深々とおじぎ)」

 

 

わかば「こちらこそよろしくお願いいたします(深々とおじぎ)

 

こういったところは初めてだと思いますが、どうか楽になさって

 

ください」

 

 

(借入先・借入暦・家計などを詳細に聞き取り)

 

わかば「なるほど、お母さんが8社でお子さんが5社ですか。

 

いずれも10年から20年近く取引なさってるんですね。」

 

 

母「ええ、実は亡くなった夫が自営業をしておりまして、

 

どうしても資金繰りが苦しいときに、銀行よりうるさいこと

 

言わずに貸してくれるものですからつい・・・。」

 

 

わかば「そうなんですよね。確かに金利は高いけど、

 

当日融資してくれますからね・・。」

 

 

母「ええ。ですがやはり借入がかさんでしまって、

 

自分だけでは払いきれず、子供までこの10年間

 

巻き込んでしまいました・・・。」

 

 

わかば「そうですか・・。

 

それにしてもこの20年間遅れが一回もないとは・・。

 

頭が下がります・・。

 

でももう大丈夫ですよ!

 

拝見した限り、いずれも高利の業者ですから、

 

返済どころか、過払い金が返ってきますよ!」

 

 

(利息制限法などの説明)

 

 

母「そうすると今月はいくら返せばいいんですか?」

 

 

子「お母さん、もう返さなくていいんだって!」

 

 

母「ええ?そうなのかい?」

 

 

わかば「お母さん、もう今日以後は、一切返済の必要

 

はないんですよ。長い間本当にお疲れ様でした。」

 

 

母「もう子供に辛い思いさせなくてもいいんですね・・。」

 

 

わかば「はい。もう大丈夫です。間違いありません。」

 

 

子「このことは配偶者には内緒なんですが大丈夫ですか?」

 

 

わかば「はい大丈夫ですよ。任意整理なので、配偶者に

 

は発覚する恐れはまずありません。」

 

 

母「実は以前地元の法律事務所へ相談へいったのですが

 

けんもほろろで全く話を聞いてもらえなかっんです。

なのでもう諦めていたところに、子供がわかば法務さんを

調べて電話したら、凄く対応が良かったから、絶対に

相談へ行こうっていうものですから・・。

来て本当に良かったです。今日は一生忘れられない

日になりました・・。神様のおかげです。」

 

わかば「うちは大したことはしてません。当たり前の

仕事をしているだけです。

お二人がまじめに返済を続けてきたからこそ

良い方向に進めるんですよ」

 

子「先生、いずれ家を買いたいと思っているの

ですが、可能ですか?」

 

わかば「そうですね。今日以後返済の必要は

ありませんから、そうすると、お母さん、お子さん、

お子さんの配偶者全員の収入から支出を

引くと、毎月10万円は軽く貯金できますから、

頑張って頭金を貯めていいけば、まず大丈夫

ですよ!」

 

母・子「ありがとうございます!」

 

母「もう20年も返済続けてると、習慣になって

たから、なんだか不思議な感じです。しばらく

実感がわかないと思います。」

 

子「お母さんボケないでね。」

 

(一同 笑)

 

二人の顔がパッと明るくなった。

その後30分ほど今後のことや、

世間話で盛り上がった。

 

親子二代にわたる闘い、本当にお疲れ様

でした。

2008年9月18日

完済後の過払い金請求

数日前に過払い金の返還について相談の電話を受けたYさんが

 

本日来所。

 

 

このところ、事務所のホームページを見て、過払い金について

 

お問い合わせされるお客様が少しずつ増えてきている。

 

多くのケースで、以前消費者金融を利用したことがあったが、

 

既に完済しており、現在は利用されていない方が、何かの

 

きっかけで過払い金の存在を知り、問い合わせをするといった

 

状況だ。今回のYさんもまさにそのケースだった。

 

 

わかば「きょうは契約書等の控えはお持ちいただいてますか?」

 

Yさん「はい、これがそうです」

 

わかば「これは、解約してから業者より送られてきた

 

原契約書ですね。全部で5社だとすると、契約書が1通

 

足りないですね?」

 

 

Yさん「いえ、それで全部のはずです」

 

わかば「そうですか、それでは念のために契約書が無い

 

C社について、契約が解約されているかどうか、

 

業者に確認していただけますか?」

 

Yさん「えっ、どうしてですか?」

 

わかば「万一、解約していない場合には、業者に過払い金の請求をすると

 

 ブラックリストに載ってしまう場合がありますので」

 

 

Yさん「えっ、そうなんですか!?」

 

わかば「本来は完済していれば、載せられる筋合いはないのですが、

 

 万が一を考え、当事務所では解約手続をお願いしております。

 

 解約までしていれば、まずブラックにはなりませんので」

 

 

Yさん「そうですか、その方が安心ですね。

 

 では、C社以外の過払い請求だけ今日はお願いします」

 

 

ということで、C社以外の4社の過払い調査をお受けし、

 

C社については、解約確認後に着手することとなった。

 

 

これから過払い請求をお考えの方は、契約が解約に

 

なっているかどうか、よく確認されることをお勧めします。

 

 

2008年9月17日

給料の差押え

本日、最初の相談客Aさんが来所された。

事情を伺うと、知人の保証人になってしまい、それが

きっかけで、多額の借金を背負ってしまった。

また、住宅ローンも抱えており、現在の収入では、とても

返済を続けていくことは不可能だと思い、当事務所へ

相談にいらっしゃったとのこと。

 

全ての事情を確認した結果、自己破産が妥当との

結論に至った。

しかし、ここで問題が一つある。

もともとの借金の原因である、知人の保証だが、

相手はあのSFCG(元 商工ファンド)である。

かつての勢いはないものの、根保証・要担保・

要連帯保証人のきついやり方で融資を行う

中小企業専門の商工ローンだ。

 

Aさんの場合も、しっかりと公正証書が組まれて

おり、何かあればいつでも差押さえ可能な状態

になっている。

Aさんが勤めている会社は、金銭問題に非常に

うるさい会社のため、万一差押さえが入った日

には、会社での立場を失うことになる。

しかも、SFCGは直近で、2ヶ月の遅れがあり、

督促が来てるとのこと。

仮に自己破産を早急に申立てしても、即座に

給料差押さえを回避することは難しい。

申し立てるにも、書類をそろえたりなどで、

どうしても多少の時間はかかる。

Aさんの一存だけでは決めかねるので、

今晩家族と相談のうえ、再度来所する

こととなった。

 

Aさんに限らず、最近の相談者の方で、

給料差押さえを受けている、又はすでに

債務名義(差押えする権利みたいなもの)

を取られている方が多く見られる。

 

多くの場合、『支払督促』という裁判所を介した

督促を無視した結果、債務名義を取られており、

早めに対策を取れば、差押えだけは回避でき

たケースがほとんどなのです。

 

実際のところ、勤め先が金融業者に把握

されている場合、この給料差押えは少々

厄介です。

万一、業者からの督促が頻繁にきている

場合は、要注意です。

早めの対策が重要となります!

 


 

2008年9月16日

残高無視計算による過払い訴訟(レイク)

GEコンシューマー・ファイナンスという会社がある。

 

大手消費者金融レイクのことだ。

 

つい最近、新生銀行に5800億円で売却されたばかりだ。

 

 

この会社は、1993年以前の取引履歴はまず出てこない。

 

いわゆる途中開示をしてくる業者だ。

 

任意の過払い交渉では、良くて元金の90%位しか

 

返ってこないため、当事務所ではお客様の意向にも

 

よるが、原則訴訟を提起している。

 

 

その場合、93年以前の取引がある場合はどうするか?

 

ケースにもよるが、当初の貸付残高を無視(残高ゼロ)

 

して計算する、いわゆる残高無視計算によって、引き直し

 

計算を行うことが多い。

 

 

午後になり、先週提訴した過払い金返還訴訟(残高ゼロ

 

計算による場合)の件でレイクより電話が入る。


 

残高ゼロ計算の場合、開示以前の取引履歴を立証する

 

 

責任は、相手方(金融業者)にある。


したがって、業者がこの計算方法に異議があるのであれば、

開示している以前の取引履歴を出して反論すればよいので

ある。



ここ数年の裁判所の判断としては、開示以前の取引履歴を

出さない以上、こちらの残高無視による引き直し計算での

請求を認める流れとなっている。

 

 

 

レイク「先生、A夫さんの訴訟(残高ゼロ計算)の件

 

 

ですが調整役をお願いします。

 

これは最初の取引がいつ頃からか分かりますか」

 

 

今回は、代理権を超えているため、本人訴訟の

 

支援という形でのバックアップをする。

 


わかば「本人は1985年ころと言ってますが。」

 

 

 

レイク「そうですか。残高ゼロ計算は厳しいですね。」

 

 

 

わかば「履歴を全て出していただけない以上、

 

仕方ありませんよね。」

 


レイク「えぇ・・。ちなみに、今回本人の和解希望額

 

 

はいくらですか?」

 

 


わかば「ゼロ計算による元金及び5%利息を付加した

 

額の端数カットであれば良いと言ってました。」

 

 


レイク「そうですか。それでしたら、来月返還させて

 

頂きますので、一度本人から連絡させて下さい」

    

 

わかば「わかりました。それでは、すぐに本人から

 

連絡させますので。」

 

 

今回は、他にこれといった争点もなく、レイク側も特に争

う姿勢もなかったため、訴訟提起から1週間での解決とな

った。

 

 

今回のように、業者側が取引履歴を一部しか開示せず、他

に取引の分断等の争点がないような場合には、残高無視計

算により訴訟を提起することで、迅速な解決が図れます。

 


一日も早くお客様のお手元に返還金をお届けしたいので、

 

当事務所では、臆することなく訴訟を提起します。


2008年9月14日

タクシー業界の悲鳴

連休の中日、日曜日にしては、相談客も1組と、

平和な一日だ。

書類作成などをもくもくと行う。

ふと、ある新聞に目を通していると、気になる記事が目に

入った。

「1日16時間労働 月収8万円・借金重ねて生活」

 
記事を読むと、2002年2月の国の規制緩和以降、タクシーの

台数が大幅に増加したことにより、タクシー1台あたりの

運賃収入が下がり、千葉県内で働くタクシー運転手の方々の

収入が大幅に減っているとの内容だった。

中には、1日16時間働いても月収が8万円位しかない方も

いるとのこと。

当然、それだけのお給料では生活していくことは難しいため、

借金を重ねて生活をつないでいる方も少なくないと、

記事には書かれていた。

一生懸命働いているにもかかわらず、苦しい生活を強いられ、

生活していくためには借金に頼らざるを得ないとは‥。

決して人ごとではない。

日本全体でいたるところから悲鳴が聞こえてくる。

いつ自分の身にふりかかるか分からない。

記事を読み、身につまされる思いがした。

 

わかば法務では、借金問題について無料で相談をお受け

しております。

相談したいが、どこに相談してよいかわからないという

方がいらっしゃいましたら、一人で悩まずに是非ご相談

ください。

2008年9月13日

三和ファイナンス、破産申立!?

消費者金融準大手の三和ファイナンス。

取引履歴の改ざんや、悪質な取立てなど、

骨の髄まで腐りきっている会社だ。

過払い金の返還においても、任意ではまったく

話にならず、裁判で判決を取り、強制執行しても、

口座は空っぽ・・・。

当事務所でも、数件扱っているが、ほとほと手を

焼いている。

だが、営業は続け、取立てだけは一生懸命やって

いる。

ここ最近では、過払いではなく、債務の残る

プラスの債権をゴールデン商事という会社に

譲渡し始めている。

年内はもう持たないだろうともっぱら業界の

うわさであったが、とうとう昨日、東京地裁に、

何と、債権者破産を申立てられたのだ!

 

どういうことかというと、過払い金の権利を

持っている債権者(元々は顧客である

借主)が、集団となり公平な分配を求めて、

三和を破産させたのだ。

また、同時に資産保全命令も申立てられた。

 

これにより、裁判所が、三和の営業状態

などを調査し、破産が妥当かどうかを精査

することになる。

そして三和は、勝手な資産処分等ができ

なくなるのだ。

 

三和側は、一部のマスコミに対し、健全な

営業を続けているので、破産の必要など

まったくないと言っている。

どこまでもふてぶてしい会社だ。

こんな会社を許してはいけない。

公正な処分が下されることを期待したい。

三和に対し借入のある方はぜひご相談

ください。

2008年9月12日

家族(愛娘)のために

 

本日、最初のお客様Tさんが来所された。

早速、現在の借入れ状況や家計の収支等を聞き取りし、

現在の状況に至った経緯等を伺ったところ、どうやら、

今までは無計画に生活を送ってきたが、心機一転、借

金をすべて整理して、数年後、個人信用情報が回復し

て銀行等から借入れができるようになれば‥とのこと。

わかば「そうでしたか。何か心境の変化でもあったの

ですか。」

Tさん「先生、実は、今回こうした手続をお願いしよう

と思ったのは、半年前に娘が生れまして‥。もう、可愛

くて仕方がないんです。せめて、娘には人並みの生活を

送らせてやりたいものですから‥。」

なるほど。娘を持つ身としては、Kさんの気持ちが痛い

ほど良く分かる。

債務整理の仕事は、お客様の状況を伺い、お客様の立場

に立って、一番ベストな方法を提案し、サポートする大

変な仕事である。

しかし、今回のTさんのように、心機一転、人生を立て

直して頑張ろうとする人の力にもなれる非常にやりがい

のある仕事です。

わかば法務では、その方に最適な方法をご提案致します。

今までの自分と決別し、心機一転、人生を立て直そうと

お思いの方、勇気を出してまずはご相談ください。

2008年9月11日

取引の分断による時効

通常過払い金の返還請求権は10年で時効となる。

では、何度か同じ会社相手に取引がある場合で、

第一取引を完済し、10年経過する前に、第二取引

を開始し、現在に至っている場合はどうなるか?

 

今年の一月に出た最高裁判決(H20.1.18)以後、

業者は、とかく個別計算による時効を主張してくる。

下手をすると、わずか数日や数ヶ月の分断で時効

を主張してくる業者もいる。

 

だが、最高裁の判決は分断があれば無条件に

個別計算になると言う趣旨ではない。

分断の長さや、解約状況、その後の接触状況等

を総合的に考慮して判断するというものだ。

 

業者が都合良く解釈し、過払い金の額を少し

でも減らそうとしているだけなのだ!

決してひるんではいけない。

 

当事務所の案件でも、途中完済を含んでいる

ものが多数あるが、一歩も引かない。

任意の返還交渉ではこれでもかと個別計算

を主張してくるため、当事務所では、ほとんどの

過払い案件を迅速に訴訟提起している。

そのため、業者側も、判決まで行くのが恐い

のか、分断を主張することなく、満額での和解

になる。

 

とことん相手を値踏みしているのだ。

少しでもひるめば、一気に減額を要求してくる。

徹底した理論武装をお勧めします。

 

本日も業者との交渉ではラチがあかないので

一件提訴をした。

 

相手はプロミスだ。

Cさんは昔にプロミスを完済した後、解約を

し、9年後に再び借入れをし、現在に至って

いる。一連計算だと3万円ほどの過払いだが、

個別計算だと、12万円の債務が残ってしまう。

当然プロミスは時効を主張してきたため、交渉

が決裂している。

 

こちらは、当然過払い金である3万円の

返還請求を申し入れたが、プロミスは

まったく聞く耳を持たない。

12万を返せの一点張りである。

 

通常の過払い交渉(任意)では、平気で減額

を要求してくるが、少しでも債務が残っている

場合は、容赦なく取立てる。

 

世の中には存在に気付かずに時効になって

いる過払い金がたくさんある。

 

業者の方から、過払い金が発生してる

ので、お早めに請求して下さいなどとは

絶対に言わない。

 

いったい時効になった過払い金だけで、

どれだけ業者は負担を免れているのだろう。

 

それでも債務が残れば(残せる可能性が

あれば)、どこまでも争ってくる。

 

正直Cさんの訴訟は金額的にも内容的

にも厳しいかもしれない。

だが、Cさんにとっては、その債務が

残る残らないで大違いなのだ。

 

当事務所の費用持ち出しになっても

構わない、徹底的に戦ってみる。

業者の思い通りにはさせたくない。

 

2008年9月10日

今回で最後に

本日二人目の相談客(Aさん)が来所された。

現在の借入れ状況や月々の家計等を詳細に聞き取りしたところ、

数年前に債務を一本化していることが判明した。

更に、その時のことを伺うと、何とその債務を一本化する10数年前にも

任意整理をされたことがあるとのこと。

債務整理をされるのは、今回で3回目だった・・・。

 

確かに、一度債務整理をした方が再び同じような状況に陥ることは多

く見受けられる。

Aさんも、そのときは二度と同じことは繰り返さないよう

反省し、借金を整理した。

 

しかし、借金には常習性がある。

困った時に借りれる先があれば、つい借りてしまうのだ・・。

二度あることは三度あると言うが、今回はまさにそのケースだった。

 

Aさんには、再び同じ事を繰り返さないように、多少厳しくお願いを

させていただいた。

Aさんも借金とは完全に縁を切りたいと、真剣に取り組むことを

約束していただいたので、任意整理を行うことになった。

 

人間は弱い生き物です。

 

誰しも一度や二度は間違った判断をしてしまいます。

 

わかば法務では、本気で立ち直ろうとしている方を

全力で応援します!


 

2008年9月 8日

訴訟による解決(プロミス)


来客の相談を終え、一息ついたのも束の間、一本の電話が

入った。

プロミスからであった。

プロミス「先日、訴訟の申立てをされたM子さんの件で

訴訟外の和解をお願いしたいのですが。」

わかば「金額次第ではいいですよ。」

プロミス「えぇ‥、できれば90万円くらいでお願いしたいの

ですが‥。」

わかば「そんな金額では和解は無理です。特に争点もない

ので、判決もらいます。」

プロミス「いくらならいいですか?」

わかば「過払い金の元金+利息込みで130万円なら

いいですよ」

プロミス「・・・。もう少し、なんとかなりませんか。」

わかば「申し訳ないですが、無理ですね。」

プロミス「‥‥わかりました。その金額で結構です。では、

来月末に返還ということで、入金確認後に訴訟の取り下げ

をお願いします。」

わかば「わかりました。」

結局、元金満額+5%利息の合計額を返還することで

和解した。

プロミスの場合、任意での交渉だと良くて元金の9割ぐらい

だが、訴訟による場合は、特に争点のない限り、

過払い金元金と5%利息を付けた額で和解になること

が多い。

業者が主張できる点は、せいぜい取引分断による時効

ぐらいしかない。

そうした争点がない場合、争って不利なのは消費者金融

の方なのだ。

しかも長引いた分だけ、返還日までの利息もかさむ。

当事務所では、お客様の意向にもよるが、ほとんどの

過払い案件で訴訟を提起している。

その方が条件も良いし、解決が早いからだ。

しかし、任意の過払い返還交渉では減額を要求して

くる消費者金融、まだまだ体質は変わりません。

強気の姿勢が大切です。 

2008年9月 7日

日曜日ですが。

当事務所は土日も業務を行っている。

本日も相談客が2組来所された。

それ以外は、比較的電話も少なく、通常の書類作成業務

などを行った。

過払い金返還請求の訴状作成、利息再計算、破産申立書

の作成、さらには別件で、離婚関係の仕事や、相続関係

の仕事など、やることはたくさんある。

交代制で休日を取っているが、なかなか連休は難しい。

たまには土日ゆっくりしたいと思うこともあるが、

困っているお客様のことを思うとじっとはしてられない。

 

2008年9月 6日

忙しい一日


今日も債務整理の相談の電話、ご来所のお客様で忙しい。

土日に相談を受けている事務所が少ないからだろうか。

今日、ご来所されたお客様は、マイホームを持っており、何とか

マイホームを手放さずに、借金を整理したいと相談にこられたお

客様だ。

現在の状況を聞き取った結果、現在の収入では、任意整理は難

しく、マイホームを手放したくなければ、民事再生手続が妥当であ

る旨を説明した。

ただ、家計を見直すと改善すべき点も多く、また、奥さんにも働い

てもうなどして、収入を上げることができれば、任意整理でいける

可能性もなくはない。その旨も伝え、一度、奥さんと相談してから、

また来所していただくよう伝えた。

このところ、このお客様と同じように、マイホームを持ちながら、多

重債務で苦しんでいる方の相談が増えてきている。

皆に共通して言えることは、もっと早く相談にお越しになっていれ

ば‥、と思うケースがほとんどだ。

多重債務も病気といっしょです。悪化する前に、相談にお越しくだ

さい。
 

2008年9月 5日

不動産担保でもグレーゾーン!?(アイフル)

本日アイフルより一通の取引履歴が送られてきた。

早速開封してみる。

先月受任したばかりの、Cさん(女性・70代)の件だ。

この件は不動産に抵当権を設定されている、いわゆる

不動産担保ローンである。

借入先はアイフルから200万円のみ。

不動産を担保に入れた場合の金利は、そのほとんどが

法定利率内での貸付となる。

その場合、利息制限法への引き直し計算する余地はない。

但し、いきなり不動産担保で、高額を借りるのではなく、

多くの場合、それまでに借入れと返済を繰り返し、

枠を増やすために、不動産を担保に入れるケースが

多い。

そうすると、不動産を担保に入れるまでの取引を

第1取引とすると、第1取引はほぼグレーゾーン金利

のため、過払いが発生する。

あとは、第1取引と、第2取引を一連のものとして、

第1取引の過払いを第2取引に充当して計算すれば

少しでも元金は減る。

第1取引と第2取引とは、別個の契約だと業者は反論

するだろうが、多くの場合、第1取引の完済と、第2取引

の開始を同日に切り替えていることがほとんどなので、

一連性は十分に可能性がある。

今回のCさんも、契約書等の控えが何もなかったので、

恐らく、上述のパターンだと推測していた。

ところが、中身を見てびっくり!!

第1取引は約27%、問題の第2取引(不動産担保)は、

なんと、年利25%ではないか!?

お世辞にも評価が高い不動産とは全く言えないが、

しかし、大手中の大手であるアイフルが、不動産を

担保に取っておいて、年利25%とは・・・・。

しかも借り手は身寄りのない70代の女性・・・。

苦境を見かねた知人が、たまたま相談に連れて

こられたから良かったものの・・・。

一歩間違えれば、自殺にまで発展しかねない

ケースだ。

絶対に許せない!

土日で、利息再計算及び、訴状を作成し、

来週早々提訴だ!

過払いを回収し、Cさんのにする!

そして不動産の担保も外させ、

Cさんに平穏な日々を取り戻してもらう!

こういう事をする会社が一部上場し、

毎日のようにTVコマーシャルを流して

日々違法な高利を得ています。

皆様の周りで、お困りの方はいませんか?

共に戦いましょう!

 

2008年9月 4日

一本化(おまとめ)ローンの落とし穴

本日も相談客が2組来所。

毎日多重債務に苦しむ方からの問い合わせ、相談が絶えない。

最近多いのが、某銀行などが積極的に宣伝している

多重債務一本化ローンだ。

一本化といえば聞こえはいいが、決して利息は安くない。

また、一本化によって、本来は今後新たな借り入れはせず、

返済に集中するはず。ところが、一本化ローンでまとめた場合、

決してブラックリストにはならない。

そこが落とし穴だ。

人は弱い生き物である。まだ借りられるとなると、

つい借りてしまう。

本日相談にきたAさんも2年前に複数の消費者金融を某銀行

からの借り入れで一本化している。

ところが、せっかく完済した消費者金融からまた借りてしまい、

にっちもさっちもいかなくなり、相談に見えたのだ。

わかば「なぜまた借りてしまったのですか?」

Aさん「ちょっと遊興費が足りなくなって・・。そんな時、完済

した業者から融資の勧誘があって、つい・・。」

積もった負債は1000万円以上、さらに住宅ローンもある。

収入等から判断しても、とても任意整理は厳しい。

民事再生か、自己破産だが、この借金は家族に内緒

とのこと。

民事再生にしろ自己破産にしろ、住宅があるので、家族に

内緒で手続きを進めるのは難しい。

一度家族に話し、理解を得たうえでの手続きを提案し、

また連絡を頂くことになった。

2年前、一本化ローンでまとめるのではなく、債務整理を

きちんとしていれば、間違いなくその後の借り入れは

できなかったはず。

厳しいようだが、覚悟を決めて債務整理をし、借金と

手を切らねば、また同じことを繰り返してしまう・・。

一本化によって負債をまとめても、多くの事例で、

いい結果は出ていません。

一本化をご検討の方は、もう一度よくお考えください。