過払い金とは?
本日相談で来所されたAさん(40代女性)。
消費者金融6社の借入のうち、3社は10年近く借入と返済を
繰り返している。
毎月の返済を何とか継続してきたが、先の見えない返済に疲れて
相談に訪れた。
わかば「なるほど。BCD社については、もう返済の必要はなさそう
ですね。しかも過払い金が返ってくる可能性が高いですね。
EFG社も利息再計算をすれば、多少金額は減りますから、
場合によっては、回収した過払い金の中から返済に充てましょう。」
Aさん「はぁ・・・。あのー、過払いとはどういうことですか?」
わかば「利息制限法という法律によって、年利15%から20%以上
の金利はグレーゾーン金利といって、返済の義務はなく、払った利息は
さかのぼって元金に充当できるんです・・・・・」
再度グレーゾーン金利の説明を行い、過払い金を説明。
Aさん「そうすると、BCD社についてはお金が返ってくるんですね。
じゃあそれはBCD社の残債に充ててください」
わかば「・・・。過払い金が発生した場合は、BCD社の残債はゼロに
なった上で、お金が返ってくるんですよ。」
Aさん「えー?本当ですか?」
わかば「もちろん本当ですよ!その上で、戻ってきた過払い金を
EFG社の残債に充てるんですよ」
Aさん「でも何だか不思議ですね。実際にいま返済している
BCD社の借金はもう返さなくていいなんて・・・。」
わかば「しばらくは返済のことは忘れて生活を立て直してください」
Aさん「ありがとうございます。どうかよろしくお願いいたします。」
過払い金・・・。すっかり世間的にも認知されたと思っていたが、
まだまだ知らない人が多い。
Aさんが不思議に思うのも当然だ。
既に返さなくていい借金を返済する。
そして遅れれば厳しい催促がくる。だがその借金は実は
返さなくていい借金。
しかし、過払い金は自動的には返ってこない。
業者に主張しなければならない。
日本中で数百万人もの人々が多重債務問題で苦しんでいる。
国の方で何とかならないものだろうか?
過払い金は強制的に返還せよ!そんな法律ができたらいったい
どれだけの多重債務者が救われるのだろう・・・・。
だが、現実にはそのようなことにはまずならない。
知らない人は損をする。それが日本の現状です。
貴方が返済しているその借金は、既に返済しなくて良い借金
かもしれません。