2008年9月30日

過払い金とは?

 

本日相談で来所されたAさん(40代女性)。

消費者金融6社の借入のうち、3社は10年近く借入と返済を

繰り返している。

毎月の返済を何とか継続してきたが、先の見えない返済に疲れて

相談に訪れた。

 

わかば「なるほど。BCD社については、もう返済の必要はなさそう

ですね。しかも過払い金が返ってくる可能性が高いですね。

EFG社も利息再計算をすれば、多少金額は減りますから、

場合によっては、回収した過払い金の中から返済に充てましょう。」

 

Aさん「はぁ・・・。あのー、過払いとはどういうことですか?」

 

わかば「利息制限法という法律によって、年利15%から20%以上

の金利はグレーゾーン金利といって、返済の義務はなく、払った利息は

さかのぼって元金に充当できるんです・・・・・」

 

再度グレーゾーン金利の説明を行い、過払い金を説明。

 

Aさん「そうすると、BCD社についてはお金が返ってくるんですね。

じゃあそれはBCD社の残債に充ててください」

 

わかば「・・・。過払い金が発生した場合は、BCD社の残債はゼロに

なった上で、お金が返ってくるんですよ。」

 

Aさん「えー?本当ですか?」

 

わかば「もちろん本当ですよ!その上で、戻ってきた過払い金を

EFG社の残債に充てるんですよ」

 

Aさん「でも何だか不思議ですね。実際にいま返済している

BCD社の借金はもう返さなくていいなんて・・・。」

 

わかば「しばらくは返済のことは忘れて生活を立て直してください」

 

Aさん「ありがとうございます。どうかよろしくお願いいたします。」

 

過払い金・・・。すっかり世間的にも認知されたと思っていたが、

まだまだ知らない人が多い。

Aさんが不思議に思うのも当然だ。

 

既に返さなくていい借金を返済する。

そして遅れれば厳しい催促がくる。だがその借金は実は

返さなくていい借金。

しかし、過払い金は自動的には返ってこない。

業者に主張しなければならない。

 

日本中で数百万人もの人々が多重債務問題で苦しんでいる。

国の方で何とかならないものだろうか?

 

過払い金は強制的に返還せよ!そんな法律ができたらいったい

どれだけの多重債務者が救われるのだろう・・・・。

 

だが、現実にはそのようなことにはまずならない。

知らない人は損をする。それが日本の現状です。

 

貴方が返済しているその借金は、既に返済しなくて良い借金

かもしれません。

 

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.wakaba-saimuseiri.com/mt4/mt-tb.cgi/56