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わかば法務相談室

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2008年 10月 21日

裁判中継(エイワ)

午前9時、電車に揺られ東京簡易裁判所へ向かう。

本日は東京在住のC子さんの件で、エイワとの

第一回口頭弁論の日である。

裁判と聞くと大体の方が、被告と原告が激しく

論戦をすると思われているかもしれないが、

実際は滅多にそんなことはない。

 

ほとんどの業者は、第一回の弁論には出席すら

しない。

理由は様々だが、他の裁判へ出頭するためとか、

会社が移転中とか、本当かどうかすら怪しい理由で

平気で欠席する。

代わりに答弁書なるものを事前に裁判所と原告へ

送ってくる。これを擬制陳述といい、認められている

制度なのだ。

 

答弁書の内容は至って定型的で、要は原告の

言い分は全部認めない。

但し詳細は追って提出するといった内容で、

具体的なことはほとんど書かれていない。

 

たとえ被告が欠席しても、原告は欠席するわけには

行かないので、下手をすると、裁判官からの、「原告

は訴状のとおり陳述しますか?」

の問いに、ただ「はい」と答えるためだけに遠方まで

出向かねばならない。

勝訴判決を勝ち取るためには仕方のないことだが、

何とかならないものだろうか・・。

 

話しを戻して、10時20分東京簡裁到着。

指定された法定へと入廷し、記帳をすませる。

間髪いれずに名前が呼ばれ、原告席へと着席する。

 

裁判官「被告は欠席ですね。原告は訴状のとおり

でいいですね?」

 

わかば「はい」

 

裁判官「被告から次回期日の要望がだいぶ先の日付

で出されてますが、これは無視して、次回の期日は

○月×日にします。原告よろしいですか?」

 

わかば「はい、大丈夫です。」

 

たったこれだけで終了し、千葉へと戻る。

 

大体の過払い訴訟はこんな感じで一回目が

終わる。

業者によっては、担当者が出席して、

議論することもあるが、よほどの争点が

無い限り、判決前に和解となる。

むやみに訴訟はしたくないのが本音だが、

任意では足下を見て満額返さない以上、

提訴はやむを得ない。

依頼人のために少しでも多くの過払い金を

迅速に回収するためには訴訟が一番です。

 

事務所へ戻ると午前中に来た問い合わせの

メモなどで、机が埋められていた・・・。

 

 

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