2008年11月30日

過払い金 こんなに払いすぎてたんですね・・


午後、C氏が来所。

過払い金の調査・返還手続きを終え、本日は精算のために

訪れた。

C氏は約5社の消費者金融から借入と返済を8年ほど

繰り返し、今年に入り全社完済し、解約手続きも済ませた。

利息再計算の結果、300万円を超える過払い金が発生

していたため、各社訴訟を提起し、いずれも満額回収に

成功した。

 

わかば「こちらが返金額の二百△万円です」

 

C氏「・・・。こんなに返して頂いていいんですか?」

 

わかば「もちろん大丈夫です。これはCさんが一生懸命

高利の支払いを継続し、払いすぎてしまったCさんの

お金ですから。

費用も全て精算済みなのでご安心ください。」

 

C氏「そうですか、安心しました。

これが私が払いすぎたお金ですか・・。

こんなに払いすぎてたんだ・・。払ってる時は全然気づかず

にただ夢中で返済してただけですから・・・。」

 

わかば「1枚でも間違いがあったら大変ですから、

どうぞゆっくりお確かめください」

 

C氏「そ、そうですね」

 

お金を数えるC氏

 

C氏「はい。確かにございました。

本当にお世話になりました。お願いして

本当によかったです。

今年は良い年越しができそうです。

ありがとうございました。」

 

わかば「とんでもない、こちらは当たり前の

手続きをしただけですから。」

 

その後10分ほど談笑しC氏はお帰りに

なられた。

 

お客様の喜ぶ顔が見られるこの瞬間は

何ともいえない気持ちになる。

世の中には請求されていない過払い金が

まだたくさんあります。

 

金融業者の経営状況は日に日に厳しさを

増しているため、お心当たりのある方は

早めの請求をお勧めします。

 

 

2008年11月28日

過払い請求 プロミスとの交渉


昼前、プロミスより電話が入る。

訴訟を提起しているHさんの件だ。

Hさんは借入を始めたのが十数年前

と古いが、完済と間をあけて借入を

繰り返しているため、請求額自体は

大きくない。

プロミスは大手の中では比較的分断

時効を主張してくる会社で、時には

1年程度の分断でも争ってくるため、

気は抜けない相手だ。

 

プロミス「Hさんの件ですが、訴外で和解

をお願いできますか?」

 

わかば「条件次第ですが良いですよ。

請求額に利息を加えた25万5千円なら

和解可能です」

 

プロミス「25万5千円ですか・・。

分かりました。ではその金額でお願い

します。返還は来年1月△日になります

ので、和解書と取下げ手続をお願い

致します」

 

わかば「承知しました」

 

分断のある案件としては、珍しく利息を

付けた額であっさりと解決した。

当事務所の姿勢が浸透してきたのか、

単に担当者によって温度差があるだけ

なのか・・。それとも少額なので、さっさと

解決したかっただけなのか。

何とも読み切れない会社である。

 

仮に争ったところで、こちらには返しの手

が用意してあるため、よほどのことが

なければ負ける要素はない。

 

業者から満額の過払い金を取り戻すには

強硬姿勢(訴訟)と徹底した理論武装が

重要です。

 

 

2008年11月27日

過払い請求 債務整理 嬉しい報告

 

午後、任意整理手続中のAさんから電話が入る。

 

Aさん「先生アイフルから200万円入金ありました。

本当にありがとうございます!」

 

わかば「そうですか、それは良かったです。

そちらについてはAさんのお金ですから、

ご自由にお使い下さい」

 

Aさん「先生のご費用はどのようにしたら

よろしいですか?」

 

わかば「年末にかけてAさんも色々とお入り用

があると思いますので、うちの費用は年明けに

返金されるB社の過払い金から精算させて

いただきます。」

 

Aさん「すみません助かります。

今年はお陰様でいい年を越せそうです。

引き続きよろしくお願い致します」

 

Aさんは20年近く消費者金融から借入と

返済を繰り返してきた。

その結果、300万円以上あった負債は

全て消え、代わりに500万円以上の過払い金

が戻ってきた。

何度聞いても、この喜びの声を聞くと嬉しくなる。

この仕事をしていて本当に良かったと思う瞬間

でもある。

 

また、Aさんの電話の少し後に、以前に自己破産

を行ったC子さんから久々に電話が入った。

手続は既に終わっているので、もしかしたら

何かあったのか・・。不安を抱きつつ電話に出る。

 

C子さん「先生ご無沙汰してます、C子です。」

 

わかば「どうも。その節はお世話になりました。

今日はどうされたのですか?」

 

C子さん「実は、以前はフリーターだったんですが、

先月正社員の仕事が決まって、今はそこで働いて

るのでそのご報告をと思って」

 

わかば「そうでしたか。それは良かったですね!

そうすると収入もかなり改善されたのですか?」

 

C子さん「手取り自体は殆ど変わらないんですが、

社会保険や住民税を会社がきちんとやってくれて、

何よりボーナスが出るので、かなり楽になります」

 

わかば「そうですか!本当に良かったですね!」

 

C子さん「債権者の方にはご迷惑お掛けしましたが、

何とか頑張って地道に生きていきますので!」

 

5分ほど話し電話を終えた。

C子さんは当時事務のパート(といってもフルタイムで

何ら社員と変わらない仕事)をしていたが、月給が

14万前後、賞与も社会保険もなし。

家賃や生活費を差し引くと生活はかなり厳しかった。

ついつい借入に頼ってしまい、結果として自己破産を

行うことになってしまった。

だが、収入が改善しない限りまた生活は困窮しかね

ない。

最後までそれが心配だった。

そして今日この報告を頂いた。

感無量というと大げさかもしれない。

だが素直に嬉しい。

少し余韻に浸りながらも仕事にとりかかった。

 

 

 

 

 

2008年11月26日

債務整理 相談だけではブラックリストにはなりません

 

午後、一本の相談電話に対応する。

 

B子さん「A社からE社まで、5社で負債合計300万円、

毎月の返済は12万円で、とても返済できる状況では

ないんです」

 

わかば「そうですね。家計収入が手取り28万円です

から、生活費等も考慮すると、すぐに手続きを取った

方がいいですね。」

 

B子さん「ええ・・。でも相談に行くとブラックリストに

載ってしまい、一括返済を業者から迫られるんです

よね?」

 

わかば「え? そんなことはまったくないですよ。

うちに相談にきたことは、うちとB子さん以外は

誰にも知られないですよ」

 

B子さん「そうなんですか?そういうところに

相談にいくとてっきりブラックになるかと

思ってました・・・。」

 

わかば「なるほど。そもそもブラックリスト

というリストは存在しないんですよ。

全情連などの民間の信用情報機関と

いうものがあって、そこの個人データに

延滞・債務整理などの情報が記載される

ことを通常ブラックリストと言ってるんですよ。

そういった情報機関に加盟しているのは

金融業者だけですから、法律業者が

ブラックリストに載せるとかはできません

ので安心してください」

 

B子さん「そうなんですか。じゃあ安心して

相談にいけますね」

 

わかば「手続きするしないは、話を聞いて

から決めることなので、まずは現在どういう

状況で、どういった手続きがとれるのか、

しっかり把握したうえで、どうするかの

答えを出したらいいと思いますよ」

 

B子さん「分かりました。一度ご相談に

伺います」

 

ブラックリストという言葉が先行しがちだが、

相談に来るだけでブラックリスト扱いになる

ことはない。

まして法律家には法律で守秘義務が課せられ

ており、お客様の秘密が外部に漏れることは

ありません。

まずは専門家に相談し、現状を把握すること

が問題解決への第一歩です!

 

2008年11月25日

過払い請求 最近のアコム

 

午後、アコムの担当T氏より電話が入る。

以前アコムの対応が悪くなったため、

その後の案件では即訴訟を提起していたが、

アコム側が迅速に過払い金に加えある程度の

利息を付け、任意で和解したいと申し出たため、

直近の案件で、争点が殆どないものについては

任意で請求を出している。

 

アコム「本日はHさん、Oさん、Kさんの3件を

お願いしたいのですが」

 

わかば「分かりました。Hさんから、利息込みの

55万4千円で」

 

アコム「何とか55万になりませんか?」

 

わかば「すみませんが難しいです」

 

アコム「そうですか。分かりました」

 

わかば「続いてOさんですが、利息込みの49万で」

 

アコム「分かりました」

 

わかば「最後にKさんですが、利息込みで65万で」

 

アコム「この件だけは何とか64万でお願いします。」

 

わかば「難しいようでしたら、訴訟で対応しますが?」

 

アコム「12月△日にお返ししますので、何とか

お願いします」

 

わかば「そこまで迅速にお返しいただけるなら

この件は64万でけっこうです」

 

アコム「すみません助かります。また最近になり

稟議の方が厳しくなりまして・・・」

 

わかば「大変なのは分かりますが、他にも未解決の

案件がありますよ。あまりお時間かかるようなら

また訴訟を検討せざるを得ませんよ」

 

アコム「すみません。本当に件数が多くて

順次対応はしていますので」

 

わかば「Tさんも大変だと思いますが、

厳しい生活の中で一生懸命に高利の利息を

払い続けてきたお客様のことも考えて下さい」

 

アコム「ええ、それはもう十分に。なるべく

早急に対応しますので」

 

アコムは専門家ごとに担当者制をとっている。

必然的にやりとりの頻度は高くなる。

だが、必要以上に馴れ合うことは絶対しない。

依頼者のために安易な妥協は絶対にできない

からだ。

かつてのアコムは任意でも過払い元金に利息を

付加したほぼ全額で和解できたが、最近は少し

条件が落ちてきた。

それでも返還までの日数は大手の中では一番

早く、3週間前後での返金となる。

 

しかし、金額の大きい案件で、少しでも取引に

空白(分断)があったりすると、減額を要求

してくることもあるため、当事務所では案件に

応じて訴訟を提起している。

以前のように突然対応が悪くなるとも限らない

ため、油断は禁物。

過払い請求は相手に応じた対応が重要です。

 

2008年11月23日

特定調停で和解した場合の過払い金

 

午後、Y子さんが相談のため来所。

 

わかば「本日は過払い金の相談ということですが、

どれくらい前に返済を終えたのですか?」

 

Y子さん「3年ほど前に、武富士・アイフルなど

7社を払い終えました。利用期間はいずれも

15年くらいです」

 

わかば「すべて一括で返されたのですか?」

 

Y子さん「いえ、払いがきつくなり、自分で特定調停

を申立て、債務なしで和解しました。」

 

わかば「!? 特定調停ですか?

その時の書類は何かありますか?」

 

Y子さん「ええ、今日持ってきてます」

(書類を取り出すY子さん)

 

(いやな予感がする。相互に債権債務なし

ということで和解している場合、その後に

過払い請求を行うことは困難になるからだ)

 

わかば「では拝見させていただきます。

ふむふむ、あ、なるほど、そういうことですか。

これなら問題ないですね。」

(内容を拝見したところ、Y子さんの債務を

不存在にするという、片面的債務不存在で

和解するという内容であった)

 

Y子さん「大丈夫でしょうか?」

 

わかば「はい。これなら、過払い金返還請求権

を放棄したわけではないので、通常どおり過払い金

の請求を行うことは可能です。」

 

Y子さん「そうですか、良かったです。

一度和解してしまったので、過払い金の請求を

行うことはできないと思っていたので、

ほっとしました」

 

Y子さんの場合、たまたま自身の負債だけを

ゼロにするという内容の和解だったため助かったが、

中には双方債権債務なしという内容の和解をして

いることもある。

その場合には過払い金を請求することはかなり

難しくなる。

 

過去に特定調停等で和解した方、またはこれから

和解を検討されている方は、お早めにご相談ください。

 

2008年11月22日

家計を見直すことも大切です!

 

夕方、任意整理の相談のためB子さん(20代・主婦)

が来所。

 

わかば「借入が5社で230万円、うち2社が6年、

残りの3社が2年位の取引ですか。

家計の収入から食費などの生活費を引いた残りの

額(可処分所得)を返済に充てていくのですが、

いくら位返済に充てられそうですか?」

 

B子さん「そうですね、今の返済がなくなったとして、

5万円はいけるはずです。」

 

わかば「そうですか。それなら任意整理で十分

対応できそうですね。

念のため、家計状況を一つずつ整理して

いきましょう。

収入が30万円で、支出が住宅ローン◇万円、

食費が・・・・、生命保険が・・・、雑費が・・・。

そうすると、支出の合計が、既存の返済を

除いて、えーと(電卓で合計を計算)、ん??

33万円ですね・・・・・。

そうすると、収入が30万円なので、現在の

返済がなかったとしても赤字ですね・・。

これでは債務が膨らむ一方ですよね?」

 

B子「そうですか・・・・。

あまり今までこういう風に考えたことが

なかったもので・・・。

足りない時は自身のカードや主人名義の

カードで不足分をまかなってました・・」

 

わかば「!? ご主人名義の借入も

あるんですか?

それは月の返済額はいくらですか?」

 

B子さん「2万5千円位です。」

 

わかば「そうしたら、それも入れるとさらに

赤字ですね・・・。」

 

B子さん「主人には内緒なんで、何とか

任意整理でお願いしたいのですが・・」

 

わかば「これだと頑張って切りつめても

家計はちょうど収支ぎりぎりが限界だと

思います。

収入を増やせればいいのですが、

B子さんも現在妊娠中であることを

考慮すると、はっきり申し上げて

任意整理は無理です・・」

 

B子さん「どうすれば良いのでしょうか?」

 

わかば「認められるかどうかは別として、

自己破産が妥当と思います。

あとは、ご主人に全てを打ち明けて、

ご主人のこずかい等も含めた家計の

全面的な見直しが必要ですね。

そうしければ、いずれマイホームを

失いかねないですよ」

 

B子さん「そうですか・・・・・。

持ち帰ってよく考えてみます」

 

わかば「そうですね。いつでもご連絡

お待ちしています!」

 

可処分所得が出ない以上、100万円位の

債務でも、任意整理を行い、分割返済を

していくことは難しい。

 

今回のB子さんは、家計管理がはっきり

言って甘すぎた。

景気が落ち込み、この先上がる要素が

見えない状況の中、今ここで借金と縁を

切らなければ、大変なことになってしまう。

厳しい助言だったかもしれないが、

本当にお客様のためを思えばこそ。

 

増えすぎた借金を整理することも

大切ですが、その前に、家計をきちんと

見直し、まずは借金をしないことが

大切です!

 

2008年11月21日

安心して産めます・・・。

 

午前、相談客であるA子さん来所。

一ヶ月以内に出産予定の妊婦さんである。

 

わかば「武富士にシンキに・・・合計5社で

230万ですね。借入を始めたのはいつ頃

ですか?」

 

A子さん「だいたい10年前からです。」

 

わかば「そうですか。その後は借りて返して

の繰り返しですか?」

 

A子さん「いえ、6年前くらいからは借入が

できなくなり、それからずーっと利息だけ

支払ってきました。」

 

事情があり頼れる人がいないA子さん、

出産一月前まで仕事をがんばってきた。

さすがに直前は仕事を休むため、収入が

途絶えてしまう。

その間の支払いが困難なため、相談に

見えられた。

 

わかば「そうするとこれはもう返済の

必要はありませんね。

場合によっては過払い金が発生して

いますよ」

---利息の説明を行う---

 

A子さん「本当にもう返済の必要はないんですか?」

 

わかば「はい。間違いありません。

安心して出産に備えてください」

 

A子さん「はい。ありがとうございます。

病院まで取り立てにきたらどうしようか

とても不安だったんんです。」

 (A子さんの顔に笑顔が戻った)

 

わかば「大丈夫。そんなことは絶対に

させませんから」

 

A子さん 「生まれたらすぐにご報告

します。

あと、先生の費用はどのようにしたら

いいでしょうか?

 

わかば「ご費用は色々と出産でお金が

かかるでしょうから、手続きが終わって

からでいいですよ。

もし過払い金が出れば、その中から

清算しますから。」

 

A子さん「すみません。助かります。」

 

お金に悩んでいては安心して出産もできない。

また当然育児にも影響が出かねない。

一歩間違えれば大変なことになっていたかも

しれない。

A子さんの無事な出産を祈りつつ、さっそく

受任通知の作成にとりかかった。

 

2008年11月20日

エイワ 破綻寸前?

 

わかば「えー、来年7月の返還ですか?

めちゃくちゃですねお宅の会社は」

 

思わず声を荒げてしまった。

Aさんの過払い金は利息込みで7万円。

任意請求では話にならないため、訴訟を提起。

一回目は擬制陳述で欠席され、2回目の期日

直前の今日、電話で訴外和解を申し入れてきた。

しかし、7万円の請求に対し返還期日が7ヶ月以上

先とは・・。

以前からエイワの返還期日は問題であったが、

まさか7ヶ月先まで伸びるとは・・。

 

わかば「そんなに待てませんよ。判決もらって

強制執行したほうがよさそうですね」

 

エイワ「待ってください。必ずお支払いしますので」

 

わかば「その前に倒産したらどうするの?」

 

エイワ「そうならないように分割での返済を

お願いしてるんです。どうかご理解ください。

うちはきちんと計画的に返済資金を工面して

るんです。

とりあえず和解しとくってわけではないんです」

 

わかば「額にもよるでしょ、今回7万ですよ?

一括で返してくださいよ」

 

エイワ「本当に無理なんです。どうか御理解

ください。」

 

わかば「わかりました。これ以上議論しても

仕方ないので、その条件で和解しましょう」

 

エイワ「ありがとうございます。そうしたら

和解に代わる決定でいきますので、

送球に上申書を裁判所にFAXします」

 

わかば「承知しました」

 

大手金融業者でも生き残れるか微妙な

時代、エイワなどの中小業者は本当にいつ潰れても

全くおかしくない。

費用対効果も考え、この件は訴外和解で

決着がついた。

 

エイワに関してはこの状況が当面良くなるとは

考えにくい。

もし、エイワに対し過払い金のある方は、

お早めに請求してください!

 

2008年11月16日

アイフル 不動産担保でもグレーゾーン 2

 

本日は日曜日。相談の合間をぬって、利息再計算の終了

したお客様のデータに目を通す。

ふと一件の計算書に目がとまった。

Y子さんとアイフルの取引履歴だ。

Y子さんは平成8年にアイフルから30万円を借り入れ、

3年後には、自宅(建物)を担保に200万円の追加融資を

受けた。

注目すべきはその利率だ。

利息制限法により、100万円以上の貸付には、年利15%

が適用されるが、この取引では年利24%が適用されていた。

約10%近くも高く利息を取られていたことになる。

 

もしかしたら自宅を失うという恐怖感から、必死に返済を継続

してきたY子さん。

返しても返しても元金は減らない・・・。

7年間返済して、現在の残高は約170万円・・・。

 

追加融資前の取引と一体として行った利息再計算の結果は、

負債が消えたうえ、何と約200万円の過払い金が発生していた。

 

さっそくY子さんに連絡をとる。

 

わかば「ご無沙汰しております。アイフルですが、やはり

過払いになってましたよ。約200万円位です。

額が額なので、訴訟して全額取り戻しましょう!」

 

Y子さん「えー、本当ですか。あれだけ返しても全然減らな

かったのに。ありがとうございます。よろしくお願いします。」

 

わかば「ただですね、金額が140万円を超えてしまったので、

今回は本人訴訟支援という形でのバックアップなりますが

よろしいでしょうか?」

 

Y子さん「私でも対応できますか?」

 

わかば「書類はすべてこちらで作りますので、そのとおりの

内容を言っていただくだけでほぼ大丈夫です。

裁判所にも同行しますので」

 

Y子さん「それなら安心ですね。それでお願いします」

 

金額が大きいことから、

本人訴訟支援という形で、週明け早々に訴訟を提起する

ことにした。

以前も当ブログでアイフルの不動産担保ローンの問題を

取り上げたが、同じような被害に遭われている方が多数相談に

見えられている。

 

不動産担保ローンの場合、融資額が大きいだけに、利率が高い

と毎月の利息も相当な高額になる。

当然利息プラス元金を入金しなければ元金は減っていかない。

下手をすると永遠に利息を払い続けることになりかねない・・。

 

お心当たりの方は早めにご相談ください。

それが問題解決への第一歩です!

 

 

2008年11月15日

母は強し・・。

 

 午前中、Aさん(40代・女性)が相談のため来所。

 

わかば「丸井にプロミスなど全部で5社からの借入

ですね。」

 

Aさん「そうです。本当はもっとたくさんあったんですが

やっとここまで減ったんです」

 

わかば「完済業者があるんですか、何ていう業者ですか?」

 

Aさん「エイワに三和ファイナンス、その他合計5社です」

 

わかば「そうですか。お差し支えなければ借入事由を伺って

もよろしいですか?」

 


 

話しを伺うと、20代で結婚したAさんだったが、その夫には

相当な借金があることが結婚後に判明。

何とかしてその借金を返すために、自身が借金をして、

夫の借金返済に充てたとのこと。

その後は育児をしながら仕事をし、返済を継続し続けた。

実に20年に及ぶ闘いだ。

 

その夫とは数年前に離婚し、女手一つで、二人の子供を

育ててきた。もちろん返済を継続しながら・・。

負債も残り僅かとなったが、しかし、最近の不況により、

来年からは収入が大幅に下がることが予想され、加えて

子供達の進学も控えているため、やむなく債務整理を

決断したとのこと。

 


 

わかば「そうでしたか・・・。大変な思いをされてきたんですね」

 

Aさん「そんなことないですよ。借りちゃったものは返すしか

ないですからね。」

 

わかば「伺ったかぎり、今日以降は返済の必要はまったく

ありません。うまくすれば過払い金が戻ってきますので!」

---利息の説明を行う---

 

Aさん「えー、そうなんですか。助かります。

ほんと返しても返しても減らなかったから。」

 

わかば「そうなんですよね。利息が高いから元金が

なかなか減らないんですよね」

 

Aさん「私みたいに困ってる女性はたくさんいますよ。

けど、どこに相談したらいいかなんて全然分からない

んですよ。

わかばさんももっと宣伝して困ってる人を助けてあげて

ください」

 

わかば「え、ええ。頑張らさせていただきます!」

 

Aさん「私もこれで悩みが減ったんで、子供達のために

頑張って働きます!」

 

わかば「そうですね!お互い頑張りましょう」

 

前向きなAさん。相談に来られたはずなのに、

こちらが元気づけられてしまった。

母は強し。しみじみと実感しました。

 

2008年11月13日

相続人からの過払い請求

 

午後、Aさんの過払いの件で大手信販会社である

K社へ電話をかける。

Aさんは昨年病気で他界したが、生前にK社の

クレジットカードでキャッシングを利用していたため、

もしかしたら過払い金があるかもしれないとご遺族

から相談がきた。

その後取引履歴を基に利息再計算したところ、

約13万円の過払いとなっていることが判明した。

費用対効果を考え、この件は任意請求すること

になった。

 

わかば「先日請求書送ったAさんの件ですが、

その後検討の方はいかがでしょうか?」

 

K社「そうですね、これはきちんと相続は

されてるんですか?」

 

わかば「もちろんです。法定相続分で

相続しています。」

 

K社「そうですか。何とか減額お願い

できませんか?」

 

わかば「残念ですが、それは無理です。

減額になるなら、即訴訟提起します。」

 

K社「・・。分かりました。13万円お返し

させて頂きます。念のため、和解書と

一緒に遺産分割協議書の写しを送って

ください」

 

わかば「承知しました」

 

過払い金も立派な財産のため、相続の

対象となります。

放棄さえしていなければ、相続人から

請求が可能です。

ただし、原則として相続人全員で、

遺産分割協議を行う必要があります。

 

 

 

2008年11月12日

武富士が危なくなってる!?

 

Tさんの過払いの件で武富士より電話が入る。

この件は、37万円ほどの過払いだが、利息は殆ど

付かない案件のため、任意で請求を出している。

 

武富士「どうも、Tさんの件ですが、何とか34万で

お願いできませんか?」

 

わかば「駄目です。端数切って、37万円ちょうどで

あれば良いですが、それを切るようなら和解できません」

 

武富士「間を取って35万5千円ではどうですか?」

 

わかば「では訴訟で対応しますので、もう結構です」

 

武富士「分かりました。37万円お返し致します。

返還日なんですが・・・・、

来年の2月△日でお願いします。」

 

わかば「えー、そんな先ですか?この前裁判に

なっていた案件も支払いは2ヶ月先で驚いた

ばかりだったのに、今度は3ヶ月ですか・・。

大手はどこも返還早いですよ」

 

武富士「すみません、なにぶん件数が多い

もので、これが一杯なんですよ」

 

わかば「せめて1月になりませんか?」

 

武富士「申し訳ありません・・・。」

 

わかば「分かりました。ではその内容で

和解書作って送りますので」

 

アコムは3週間前後で返金、アイフルは1ヶ月前後

で返金されることを考えると、武富士の遅さは

群を抜いている。

資金繰りが危ないのか?

あれほどの企業が倒産するとは考えにくいが・・。

いずれにしても、過払い請求は早めにするにこした

ことはありません!

 

2008年11月11日

粘るCFJ

 

午後、訴訟になっているYさんの件でCFJより電話が入る。

 

CFJ「Yさんの件ですが、何とか120万でお願いしますよ」

 

わかば「請求額は利息込みで150万ですが?」

 

CFJ「利息が30万も付いてるじゃないですか!?

うちの利益がないどころか、持ち出しですよ、それだと」

 

わかば「違法金利を承知で取ってきた以上仕方が

ないですよね」

 

CFJ「簡裁案件で150万じゃ稟議通りませんよ」

 

わかば「訴額的には代理権の範囲内ですから

何の問題もありませんが?」

 

CFJ「ですから稟議が通らないんですよ」

 

わかば「うちはお宅の稟議通すために訴訟やってる

訳ではありません。あとは裁判官の判断を仰ぎます

ので、結構です。お宅の上司の判断など全く不要

です!」

 

CFJ「・・・・・。そうしたら140万で行きましょうよ。

それなら何とかしますから」

 

わかば「もうお話しすることはありませんね。

上司の方にそうご報告ください」

 

CFJ「・・・・。分かりました。何とか150万で稟議

上げてみます。通るかは分かりませんが。」

 

わかば「そうですか。うちは別に稟議うんぬんは

どちらでも結構ですので。」

 

10分以上押し問答が続いた。

二言目には稟議稟議というが、こちらには関係の

ないこと。

請求されることなく時効を迎える過払い金が毎日

多数発生している。

もちろん業者は何も言わない。

その反面、自分たちの受け取った以上の利益を

返還するなんておかしいなどともっともそうな理屈

を並べて丸め込もうとする。

ここ最近大手の消費者金融で、ここまで粘るのは

CFJくらいだ。

返さなければならないものは、さっさと返した方が、

それにかける時間も労力も安く済むと思うのだが・・。

 

過払い金は依頼者が必死で払い続けてきた大切な

お金。安易な妥協は絶対にしません!

 

 

2008年11月10日

またカード作りませんか!?

 

午後、信販大手のO社より電話が入る。

 

O社「どうもどうも、先日過払い金を清算したAさん

の件なんですが」

 

わかば「何か和解書に不備でもありましたか?」

 

O社「いえいえ、そうではないんです。

実はですね、Aさんでしたら、また今後も弊社で

ですね、カードをお作りいただけることになったので

そのご連絡だったのですが、ご本人様にお伝え

頂けませんか?」

 

わかば「え?またカードが作れる?

やっとの思いで多重債務から脱却したのに、

冗談じゃないですよ!」

 

O社「そうおっしゃらずにご本人様に一度確認して

下さい。」

 

わかば「ご本人も、もうカードは要らないって

言ってますよ!」

 

O社「そうですか・・。分かりました」

 

まったく何を考えているのか。

恐らく、Aさんは負債が全て消え、O社をはじめ

全社から過払い金が戻ってくる。

そうなれば、借金が一つもない優良顧客として

またカードを使ってもらおうとしたのだろう。

長年苦しんだ多重債務からやっと抜け出した

Aさんがまたカードを必要とするはずもない。

身勝手な営業だ。

 

人間は弱い生き物です。使えるカードが手元に

あれば、また使ってしまいます。

できれば持たないのが一番です。

 

2008年11月 8日

過払い金の請求はお早めに!

 

本日は土曜日。意外にも土曜は郵便物が

たくさんくる。

木曜か金曜に出したものが届くためだ。

午後、到着した郵便物を整理する。

その中の一件に目をやる。

Aさんの過払い調査の件で、T社から取引

履歴の開示がきた。

目を通してみると、平成3年頃から取引を

開始し、最終返済日が平成10年8月で

終わっている(完済)。

残念ながら時効だ・・・。

当事務所に依頼頂いたのが10月のこと

なので、既に遅かった。

あと半年でも早く来ていただければ・・。

悔しさが残る。

時効となった過払い金は推定で70万円・・・。

毎日多くの過払い金債権が請求されることなく

時効を迎えようとしています。

 

過払い金の時効は最終取引日から10年です。

お心当たりのある方は早めに請求しましょう!

 

2008年11月 7日

レイクの対応が良くなった?

 

夕方、レイクより電話が入る。

 

レイク「過払いのSさんの件なんですが」

 

わかば「ああ、任意で14万の請求出してる件

ですね。」

 

レイク「請求額通りお返ししますので、和解書

をお願いできますか?」

 

わかば「承知しました・・。」

 

少し驚いた。Sさんの件は、過払い金の元金が

14万円で、利息は数百円しかつかない案件、

訴訟をすると謄本代や印紙代・切手代などが

かかるため、任意請求である程度の額を回収

した方が良い場合もある。

 

満額回収できたこともさることながら、その通知

をFAXしたのが昨日であったので、まさか翌日

電話が来るとは本当に驚いた。

今までのレイクだと、任意交渉だと、良くて

元金の90%、さらに解決までに時間もかかって

いた。

 

毎回こういう対応ならば、訴訟する必要もないの

だが、いつどうなるかは分からない。

業者、金額など状況に応じた対応が重要です。

 

2008年11月 6日

アイフル たった2分で3件解決

 

午後アイフルより電話が入る。

 

アイフル「今日は訴訟になってるSさん、Tさん、Yさんの

和解をお願いしたいのですが」

 

わかば「承知しました。ではSさんからいきます。

過払い元金が97万で利息3万の100万で。」

 

アイフル「はい、それで構いません」

 

わかば「次がTさん、元金38万に利息入れて

40万で」

 

アイフル「はい、問題ありません」

 

わかば「最後がYさん、元金105万で、利息が

約10万と1年前に完済してるので、経過利息

付けて120万ですね」

 

アイフル「経過利息はできれば勘弁して

頂けないですか・・。」

 

わかば「すみませんが、それはできません。

ご無理なら判決をもらうしかありません」

 

アイフル「分かりました・・。120万で結構です。

3件とも返還期日は12月△日になりますので、

入金確認取れ次第、取下げお願いします。」

 

わかば「承知しました。よろしくお願いします」

 

ものの2分程度で、3件解決できた。

いずれも過払い金元金+利息込みの端数

カットである。

任意で交渉となると、アイフルは現状殆ど

電話がつながらない。

返還請求を出して向こうからの返事を待つと

一ヶ月以上待たされる状況である。

迅速に満額回収するにはやはり訴訟に限ります。

 

2008年11月 5日

シンキの対応に激怒!

 

午後、Sさんの過払いの件で、シンキと任意交渉をする。

シンキとの交渉は久々だ。

 

シンキ「請求額が6万8千円ということですが、これはゼロ和解

しか無理ですね」

 

わかば「は?何を言ってるんですか?

6,800円じゃないですよ、6万ですよ!それがゼロ?

ふざけてるんですか?」

 

シンキ「今本当に会社が厳しいので、

ゼロじゃないと稟議が通らないんですよ」

 

わかば「何にも争点ない件ですよ?

訴訟しても御社に勝ち目ないですよ?」

 

シンキ「訴訟になれば当社は当社の主張を

述べさせていただきます。

この金額で訴訟しても費用倒れじゃないですか?」

 

わかば「お考えはよく分かりました。

訴訟させて頂きますので、もう結構です」

 

久々に腹が立って仕方なかった。

たとえ費用を事務所で負担してでも、

そういう態度は許せない。

当事務所でもシンキは他に数件過払い案件が

ある。後に続く案件のためにも安易な妥協を

すべきではない。

シンキ案件は本日以降全て訴訟にすることに

決定した。

過払い金は借り手が一生懸命支払った大切な

お金、絶対に許す訳にはいきません。

 

2008年11月 2日

民事再生という方法もあります

 

午前、Aさん(30代男性)が相談のため来所。

お話を伺うと、銀行系カードローンを中心に

7社で350万円の負債がある。

どの会社も利息制限法所定利率内での貸し付けの

ため、減額は期待できない。

Aさんの可処分所得(収入から生活費を引いたもの)

を伺うとだいたい3万円とのこと。

任意整理の返済回数は多くても60回位が限度、

仮に利息をカットさせても3万円では60回返しても

180万円にしかならない。

 

Aさんの生活状況を考えると自己破産が妥当と

思われる。

 

わかば「今後のことを考えると自己破産が一番

妥当と思います」

 

Aさん「破産だけは絶対にしたくないです、

ほかに方法はありませんか?」

 

わかば「そうですか・・。では少し厳しいですが、

民事再生という方法があります。

これだと、裁判所が負債額を強制的に圧縮

してくれますので、申請が通れば、あと

100万円だけ各社債権額に応じて3年程度の

分割払いをすれば大丈夫です。

月々の支払いはだいたい2万8千円で済むこと

になります。」

(※申請が通れば、100万円から500万円以内の

負債は、100万円が最低弁済額となる。)

 

Aさん「その方法でお願いします。何とか毎月

3万円だけは捻出しますから」

 

わかば「分かりました。では民事再生手続き

で進めていきましょう」

 

先行き不透明な時代、いつ何があるか分からない。

できれば収支ぎりぎりの返済は避けたい。

それが法律屋としての本音だ。

だが今回はAさんの強い熱意に押された。

 

借金を整理する方法は一つだけではありません。

その人その人の状況に応じた手続きの選択が

重要です。

 

 

2008年11月 1日

本人請求だと5割返還!?

 

午前中、過払い請求の相談のためT氏が来所。

お持ち頂いた資料(取引履歴)を拝見する。

 

わかば「なるほど、大手3社から平成8年に借入を

して、今年の3月に完済されたんですね。」

 

T氏「実は、自分で履歴を取寄せて、利息計算まで

やってみたんです(計算結果を提示される)。

そうしたらご覧のとおり、過払いになってまして・・。」

 

わかば「そうですね、各社100万円前後の過払い金

が発生していますね。」

 

T氏「それで、一度A社に電話して、返還を依頼

したのですが、取引の中断とか、みなし弁済とか

色々言われて、元金の50%なら返還するけど、

それ以上の請求するなら、訴訟で徹底的に争い

ますと言われてしまって・・・。

平日に何度も裁判所行けないですし、もし裁判

で負けてしまったらと思うと・・。」

 

わかば「なるほど。確かにA社は取引の途中で

分断ありますが、わずか一ヶ月ですし、解約も

してないから全く問題ないですよ。

裁判になっても不利なのは業者の方ですから

安心してお任せください。」

 

T氏「そうですか、安心しました。

あのときの交渉を思い出すと本当に気分が

悪いです。もうあんな思いはこりごりですね。」

 

わかば「業者側も返したくないから無駄な

抵抗をするんですよ。結局裁判になれば

自分たちが不利なのを分かったうえでの

ハッタリですよ」

 

T氏「どうかよろしくお願いします」

 

業者は過払い金の返還を少しでも抑えよう

と必死だ。

自分たちに勝ち目が無くても最後まで抵抗

してくる。

全額取り戻すには徹底した理論武装と

強行手段(訴訟)が必要です。