債務整理 将来利息や遅延金を要求してくる業者が増えてきた
午後、顧客A氏の件で、中堅業者Sファイナンスと
電話にて分割返済交渉を行う。
業者「回数は36回で構いませんが、やはり
年9%の利率を付加して頂きます。」
わかば「返済ができなくなったから
整理を行うのに、利息をつけてたら
また同じ事になってしまうじゃないですか?」
業者「そうは言いましても、当社も業績が
悪化し、大変な状況になっていますので・・」
わかば「多重債務者を救済するという社会的
要請を御社は無視するのですか?」
業者「ですから利息を9%まで下げてるんです。
本来であれば、18%でも良いくらいなんですから。
それともうちの会社は潰れてもいいと?」
わかば「潰れていいなんて言ってませんよ。
利息なら債務整理してない一般の顧客から
もらってくださいと言ってるんですよ」
業者「お気持ちは分かるんですが、この条件で
なければ、和解はできませんので」
わかば「そうですか。いったん検討します」
任意整理といえば、利息再計算後の元金を
36回前後の分割で支払っていく。
そしてそこに利息は付けないというのが今まで
一般的であった。
ところが、最近になり、利息制限法範囲内の
約定利息を付加しなければ和解できないと
いう業者が増えてきた。
さらに、和解日までの損害金も要求してくる
業者もある。
極めつけは、SFコーポレーション(旧三和
ファイナンス)やフロックス(旧クレディア)
などのように、強行に一括返済を訴訟してまで
求めてくる業者も出始めた。
任意整理は強制手続ではないため、お互いの
意思が合致しなければ成立しない。
今のところ、利息を請求してくる業者は
少数だが、今後は増えることが予想される。