過払い請求は引いたら負けです
午後、アコムの担当T氏より電話が入る。
アコム「今日は訴訟になってるKさんの
件ですが・・。」
わかば「Kさんですね。訴外和解の件
ですよね?」
アコム「本当に訴訟はやめてくださいと
言ってるじゃないですか?お願いしますよ」
--アコムは最近になり、対応が遅かったり、
少額の過払いでゼロ和解を主張したりなど
以前と比べ対応が悪化したため、金額の
大きい件やお客様がご要望する場合には、
即訴訟を提起している。
その方が解決も早いし、金額も増える--
わかば「うちはお客様からのご依頼に
基づき動いていますので、何ら批判される
筋合いはありませんよ」
アコム「そうですか。ちなみに今回のKさん
の案件ですけど、過払い元金が145万円で、
ショッピングの残金40万円を差し引いた105万円
に過払い金の利息20万円を加えた125万円で
御請求を頂いておりますが、この件はそもそも
過払いの元金が140万円超えてますから、
先生には代理権ありませんよね?
なので、この件は直接Kさん本人と交渉します
ので」
わかば「何を言ってるんですか?
訴状をよく見てくださいよ。
相殺の意思表示ということで、過払い金の元金と
ショッピング残金を対等額で相殺しているでしょ?
つまりこの件の訴額はあくまで105万円+20万円
のため、まったく問題ないと思いますけど?」
アコム「それはそちらの見解であって、
当社は訴訟の中でその点を問題にしても
いんですよ?
よろしいのですか?」
わかば「どうぞ問題にしてください。
そもそも問題があるなら、簡易裁判所で
この件を受理しないと思いますが?
簡易裁判所で受理された件で
簡裁代理権を有した司法書士が代理
することに何の問題があるんですかね?」
アコム「・・・・・・。これ以上話してもラチが
あきませんので、和解するならどれくらい
減額可能ですか?」
わかば「元金+利息の端数切りである
125万円ちょうどでなければ無理ですね」
アコム「もう少し何とかなりませんか?」
わかば「無理です。Kさんも苦しい中
一生懸命返済を継続してきたんです。
これ以上減額なんてできません。
訴訟続行してもいいんですよ。」
アコム「・・・。分かりました。
では2月△日に125万円お返しします
ので和解書と取下げ手続お願いします」
わかば「承知しました。」
結局、過払い元金と利息のほぼ満額で
和解することができた。
Kさんにも良い報告ができそうだ。
法改正、過払い請求の増加に伴い、
金融業者の業績もかなり悪化している。
そのため、過払い金の返還額を少しでも
減らそうと業者は必死に抵抗してきます。
些細なことでも大げさに論点化し、
こちらが一歩でも引けばたたみかけるように
押してきます。
最近ではご自分で過払い請求を行って
いる方からの質問を頂戴することが多いが、
決して業者の言い分を鵜呑みにしないでください。
よく分からない屁理屈を言われても絶対に
ひるむことなく向かっていってください。
過払い請求は引いたら負けです。
当事務所では安易な妥協は絶対にしません。