2009年1月30日

過払い請求は引いたら負けです

午後、アコムの担当T氏より電話が入る。

 

アコム「今日は訴訟になってるKさんの

件ですが・・。」

 

わかば「Kさんですね。訴外和解の件

ですよね?」

 

アコム「本当に訴訟はやめてくださいと

言ってるじゃないですか?お願いしますよ」

 

--アコムは最近になり、対応が遅かったり、

少額の過払いでゼロ和解を主張したりなど

以前と比べ対応が悪化したため、金額の

大きい件やお客様がご要望する場合には、

即訴訟を提起している。

その方が解決も早いし、金額も増える--

 

わかば「うちはお客様からのご依頼に

基づき動いていますので、何ら批判される

筋合いはありませんよ」

 

 

アコム「そうですか。ちなみに今回のKさん

の案件ですけど、過払い元金が145万円で、

ショッピングの残金40万円を差し引いた105万円

に過払い金の利息20万円を加えた125万円で

御請求を頂いておりますが、この件はそもそも

過払いの元金が140万円超えてますから、

先生には代理権ありませんよね?

なので、この件は直接Kさん本人と交渉します

ので」

 

わかば「何を言ってるんですか?

訴状をよく見てくださいよ。

相殺の意思表示ということで、過払い金の元金と

ショッピング残金を対等額で相殺しているでしょ?

つまりこの件の訴額はあくまで105万円+20万円

のため、まったく問題ないと思いますけど?」

 

アコム「それはそちらの見解であって、

当社は訴訟の中でその点を問題にしても

いんですよ?

よろしいのですか?」

 

わかば「どうぞ問題にしてください。

そもそも問題があるなら、簡易裁判所で

この件を受理しないと思いますが?

簡易裁判所で受理された件で

簡裁代理権を有した司法書士が代理

することに何の問題があるんですかね?」

 

アコム「・・・・・・。これ以上話してもラチが

あきませんので、和解するならどれくらい

減額可能ですか?」

 

わかば「元金+利息の端数切りである

125万円ちょうどでなければ無理ですね」

 

アコム「もう少し何とかなりませんか?」

 

わかば「無理です。Kさんも苦しい中

一生懸命返済を継続してきたんです。

これ以上減額なんてできません。

訴訟続行してもいいんですよ。」

 

アコム「・・・。分かりました。

では2月△日に125万円お返しします

ので和解書と取下げ手続お願いします」

 

わかば「承知しました。」

 

結局、過払い元金と利息のほぼ満額で

和解することができた。

Kさんにも良い報告ができそうだ。

法改正、過払い請求の増加に伴い、

金融業者の業績もかなり悪化している。

そのため、過払い金の返還額を少しでも

減らそうと業者は必死に抵抗してきます。

 

些細なことでも大げさに論点化し、

こちらが一歩でも引けばたたみかけるように

押してきます。

最近ではご自分で過払い請求を行って

いる方からの質問を頂戴することが多いが、

決して業者の言い分を鵜呑みにしないでください。

よく分からない屁理屈を言われても絶対に

ひるむことなく向かっていってください。

過払い請求は引いたら負けです。

当事務所では安易な妥協は絶対にしません。

 

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.wakaba-saimuseiri.com/mt4/mt-tb.cgi/148