2009年2月27日

過払い金 分割で返還する業者が増えています

午前、顧客YさんとE社への過払い訴訟の

件で県内の地裁へ出廷。

E社は神奈川に本社を置く中堅消費者金融

業者である。(エイワではありません)

Yさんの過払い金は利息を入れると

約220万円にのぼる。

地裁提訴のため、今回は本人訴訟支援

という形でのバックアップとなった。

 

裁判官「えー、被告は欠席ですが、

事前に打ち合わせの通り、180万円

を3ヶ月後から30万円ずつ6回に分けて

Yさんに支払うということで宜しいですか?」

 

Yさん「はい、それで構いません」

 

裁判官「では、この内容を基に

裁判上の和解という形で、本件は

解決ということに致します」

 

事前にE社から和解の提案があり、

Yさんがそれを承諾したため、今回の

裁判は読み合わせだけで終了した。

 

事前に合意したなら、訴訟外の和解

でも良さそうだが、分割支払いで

まして中小業者の場合には、支払い

前に倒産する可能性、又は支払いを

渋る可能性も考えられる。

その場合、裁判上の和解をしておけば、

作成された和解調書に基づき強制執行を

行うことができる。

この点が当事者で行う和解と違う点で

あり、大きなメリットでもある。

 

 

午後事務所に戻ると、顧客Kさんの

過払い訴訟の件で中堅消費者金融である

Fクレジットから答弁書が届いていた。

この業者は履歴も途中開示になるうえ、

過払い金をなかなか返そうとしない業者

であるため、当事務所では即訴訟を提起

している。

答弁書の中身を見ると、

冒頭ゼロ計算はおかしい。交渉前に訴訟

を提起するのは裁判所の手を煩わせる

だけだ。経営が大変だから全額は返せない。

分割にしてくれ。

と、文句を言っておきながら最後は減額

と分割支払いを求めてくるあきれた内容

である。

自分たちはグレーゾーン金利による莫大

な儲けの裏で、どれほどの破産者(年間

10万人前後)を生み出し裁判所や世間を

混乱させたことか・・。

もちろん安易な減額や分割に応じるつもりは

毛頭ない。

 

法改正、過払い請求の増加により、業者の

経営環境は日に日に厳しさを増している。

そのため、過払い金を減額したあげく、

分割で返済する業者が増えている。

最近では倒産する金融業者ももはや

珍しくなくなった。

過払い請求をお考えの方は早めの

行動をお勧めします。

 

2009年2月26日

事務所選びは慎重にお願いします。

午後、大阪のAさんから電話が入る。

Aさんは別の法律事務所に

消費者金融2社の過払い請求を依頼

したが、1社については、引き受けて

もらえなかったとのこと。

 

Aさん「というわけで、B社については、

回収できないからって断れてしまった

んです。どうにかなりませんか?」

 

わかば「おかしいですね、確かにB社は

対応が悪いことで評判ですが、まったく

回収ができないってことはないはずです

よ。そのB社だけでもこちらで調査致し

ましょうか?」

 

Aさん「ええ、ぜひお願いします。

先に頼んであるA社についても、先ほど

報告書が来たのですが、20年近い取引

にもかかわらず、過払いが30万位に

なるって書いてあるんです。」

 

わかば「!? A社(大手消費者金融)と20年

取引して30万の過払いですか?

何か理由があるのですか?」

 

Aさん「平成9年に半年ほど取引の空白が

あるから、平成9年より前は時効になる可能性

が高いって書いてあります。

あと、もし訴訟でやる場合には先に5万円を

支払わないとできないって書いてあります。」

 

わかば「6ヶ月の空白(分断)ですか・・。

通常6ヶ月くらいでは余り問題にはならないの

ですが・・。

それともし訴訟する場合の先に5万払えと

いうのも厳しいですね。」

 

Aさん「先生のとこでは訴訟の場合には

いくら先に入れればいいんですか?」

 

わかば「うちは成果報酬制のため、

費用を先にお預かりするということはありません。

過払いが出たらその中から精算しますので」

 

Aさん「そうなんですか!? 法律事務所なんて

どこも一緒と思ってたから・・。」

 

わかば「とにかくそのA社の件は先方に

電話してよく話を聞いた方が良いですね。

納得いく対応が得られない場合には

委任契約の解除も含めて検討された方が

良いと思います。」

 

Aさん「分かりました。至急連絡取ってみます」

 

 

以前から、こういった相談は多かったが、

最近になり、さらに相談が増加している。

 

理由もなく過払い元金の80%しか取れない

と言われた。

何ヶ月経っても手続が全然進まない。

担当が次々とかわり、何度も同じ説明を

しなければならない。

対応するのがいつも事務員ばかりで、

司法書士や弁護士と話ができない。

聞いていた費用と実際の費用が違う。

等々相談内容は様々だ。

 

債務整理にしろ、過払い請求にしろ、

人生においてそう何度もない大切な

手続です。

説明をよく聞いて、納得がいかなければ

別の事務所にも話を聞いてください。

 

当事務所ではお客様が納得いくまで

何度でも説明をさせて頂きます。

 

事務所選びは慎重にお願い致します。

 

 

 

2009年2月24日

アエルの再生計画案

民事再生中のアエルだが、

今月に入り、ようやく再生計画案が届いた。

その件で午後、顧客H氏が来所。

Hさんはアエルと15年に及ぶ取引を続けた

結果、100万円をゆうに超える過払い金が

発生している。

しかし、債務整理を思い立ったときには

既にアエルは民事再生を申請していた。

 

Hさん「うーん、5%しか返ってこないの

ですか・・・。仕方ないのでしょうか・・。」

 

わかば「そうですね。もちろん賛成するか

反対するかはHさんのご自由です。

ただ、もし反対が多数の場合には

破産手続きに移行し、その場合には

配当はほぼゼロになるようです・・」

 

Hさん「私は納得がいかないので

反対します。例え配当がなくても、

そんな会社がのうのうと再生する

のは許せないです・・。」

 

わかば「分かりました。では反対と

いうことで回答しましょう。」

 

アエルからの再生計画案が届いて以後、

アエルに過払い金債権を持つ顧客と

打ち合わせを重ねてきた。

反応はそれぞれだが、5%という弁済率

の低さには一様に呆れた様子であった。

アエルの計画案によれば、この計画が

反対された場合には、破産手続きへと

移行し、その場合には優先債権から

弁済していき、過払い金債権者への

配当は難しくなる(0%)と書かれている。

0(%)か5(%)を選べと言っているような

ものである。

今回の再生計画案では、今後過払いを

届け出る方も想定した内容であるため、

それらが想定を下回った場合には、

弁済率を再度見直すとの記載もある。

 

賛成か反対かを決めるのはお客様で

あり、こちらはその意向に従うのみである。

グレーゾーン金利で荒稼ぎをしてきた

消費者金融。

顧客が苦しいときにどれだけ配慮を

しれくれたのだろう?

自分たちが追い込まれた途端、5%の

弁済で勘弁してくれでは到底納得が

いかないのは当たり前である。

今後もアエルの再生手続きからは

目が離せない。

 

 

2009年2月23日

SFCG(商工ファンド)が民事再生申立!?

夕方ニュース速報が飛び込んできた。

何とあのSFCG(旧商号:商工ファンド)が

民事再生法の申請を行ったのだ!

SFCGといえば、つい先日(2月20日)、

社長交代したばかりだ。

 

報道によれば負債総額は約3380億円で、

今年最大規模の倒産になるという。

 

今まで顧客とのトラブルを全国で引き起こして

きた同社だけに、この結果については、

仕方のないところだろう。

 

だが、一部では負債の残る債権だけを

子会社へと移行し、過払い債権のみを

残して計画的に倒産させるのではという噂も

流れていたため、腑に落ちない点も多々ある。

 

当事務所でも同社に対し数件の過払い金

返還訴訟を提起しているが、同社が民事再生

を申立てたことにより、すべて一旦中断と

なってしまう(民事再生法40条)。

今後は手続の進行を見守ることになるが、

いったいどれだけの弁済が受けられるのか

が心配である・・。

 

いずれにしてもこの先顧客である

中小零細企業がどう保護されるのか、

その先には一般の従業員の方々の生活

がかかっている。

今後の動向から目が離せない。

 

クレディア、アエルについでSFCGまでも

が民事再生を申立てた。

どの業者がいつ倒産してもおかしくない。

例え大手上場企業であってもだ。

過払い請求をお考えの方は至急ご相談

ください。

 

2009年2月21日

SFCG社長交代!?

本日は土曜日。

業者からの電話が鳴らないため、

静かに業務に打ち込む。

ふと日経新聞に目を通すと・・。

「SFCG新社長に小笠原副社長」

の記事が目に入った。

 

日経新聞によると、SFCGは20日(金曜)

創業者の大島健伸社長兼会長が同日付で

代表権のない会長に退き、小笠原充副社長

が社長に昇格したと発表。

SFCG側は経営基盤強化のためと説明して

いるが、同社をめぐっては返済トラブルや

訴訟が相次いでいることから、大島氏の

事実上の引責を見られる。

 

SFCGといえば、商工ローン大手で主に

中小企業や個人事業主に対し無担保、

要保証人で高利の融資を行ってきた。

しかし違法な取り立て等が社会問題化

し、平成12年の貸金業法改正のきっかけ

にもなった(当時の社名は商工ファンド)。

 

当時の勢いはないまでも、その後も

貸付けを伸ばしていた。

ところが昨年秋の金融危機以後、

返済が滞ってない融資先へも、

担保が評価割れしたから一括返済

しろなどと迫り、中には売掛先に

売掛債権譲渡通知を送りつけ

売掛金から回収をはかろうとした。

このSFCGの暴挙に対し、全国で訴訟が

次々と提起され、SFCG包囲網は一気に

狭まった。

そして今回の人事。

果たして新社長になり、今までのSFCGの

やり方は変わるのだろうか?

今後もSFCGからは目が離せません。

  

2009年2月19日

過払い請求 アイフルの良く分からない答弁書

10時、県内の簡易裁判所に顧客Tさんの

過払い請求の件で出廷する。

相手はアイフルだ。

Tさんは約10年位の取引を行い、50万円

あった借金はすべて消え、30万円ほどの

過払い金が発生している。

特段の争点もないし、額もそれほど大きく

ないのだが、アイフルからは分厚い答弁書

が出された。

昨年末からアイフルが使っている約20ページ

(計算書入れると40ページくらいになることもある)

の毎回ほぼ同じ内容のものだ。

 

内容は10年以上前に発生した過払い金は

既に時効(この点は既に最高裁判例で潰され

ている)だとか、分断があっても会員番号が

同じならひとつの一連取引はおかしいなどと

いった内容である。

しかし、今回のTさんの件はそもそも取引が

10年程度しかないため、過払いも発生して

から10年など経つわけもない。

 

そうこうしているうちに私の番がきた。

 

裁判官「被告は欠席で、答弁書出てますね。

んー、この時効ってどこのこと言ってるのかね?

その他にしても反論とは言い難いね。

これに何か意見あります?」

 

わかば「うーん、特にないですね。

言ってることもめちゃくちゃですし。」

 

裁判官「じゃあ、特に準備書面は出さなくて

いいです。

次回は3月△日でいいですか?」

 

わかば「はい、大丈夫です」

 

さすがに裁判官もあきれた様子だった。

アイフルも過払い請求の件数が

多くて一つ一つの案件を細かく見る

余裕がないのだろう。

答弁書が出ていても一回目の弁論前に

訴外であっさり和解になることもあるし、

よく分からない会社である。

 

アイフルも以前と比べると和解の条件が

かなり厳しくなっている。

 

過払い金をきちんと取り戻すには

しっかりとした理論武装が必要です。

 

2009年2月17日

お見事です・・。

午後、一本の電話が入る。

 

Nさん「先生、広島のNです。ちょっと

相談したいんですが?」

 

わかば「ああ、Nさんどうも。

どうされました?」

 

Nさんは少し前、完済後の過払い

請求を当事務所に依頼され、

無事に2社から満額の過払いを

取り返したばかりである。

 

Nさん「実は返ってきた過払い金で

最後に残ってるCFJを整理したいの

ですが、それは今でも使ってるんですが、

自分で利息計算したら、後5万位

払えば負債は消えるんですよ。

向こうの明細ではまだ80万円も

残ってますが。

だから5万円振り込んで、80万円

との差額については、債務不存在の

通知を送ってやろうと思うのですが

どうですか?」

 

わかば「なるほど。いい手だとは

思うのですが、それだと事が荒立つ

可能性もありますし、場合によっては

負債が消えずにブラックリストになって

しまうかもしれませんよ?」

 

Nさん「家を買う予定があるので

それは困ります・・。」

 

わかば「そうしたら、まず先方に連絡して、

自分で計算してみたら、残りはこれだけだが、

この金額だけ返して完済にしてくれませんか。

と言ってみたらどうですか?

それでラチがあかなければ、うちの方で

交渉しますので。」

 

Nさん「分かりました。それで言ってみます」

 

--30分後、再びNさんから電話が入る--

 

Nさん「先生から言われた通りに話したんですが、

向こうの計算だと、あと8万円残るっていうんですね、

ついでにそれを返したら信用情報はどうなるかを

確認したら、何もならなずにただ完済の事実が

載るだけっていったので、8万円を返して終わりに

してきました。

それで良かったですか?」

 

わかば「いやー、80万円が8万になったんだから

問題ありませんよ。

 

Nさん「かなり緊張しましたけど、そう言って

もらえたら安心です。」

 

わかば「CFJはくせのある業者で我々でも苦労

しますから、すごいですよ」

 

Nさん「これで全ての負債がなくなったので、

ほっとしました。また何かあったらよろしく

お願いします」

 

わかば「本当にお疲れ様でした。

こちらこそお願い致します」

 

Nさんは法律関係の仕事をしているわけではない。

ごくごく一般的な主婦である。

 

だが難敵と立派に交渉し、自らの債務にケリを

つけた。

お見事です。

 

2009年2月16日

本人訴訟支援(武富士)

10:30 県内の某裁判所へ顧客Yさんと

共に入廷する。

Yさんは武富士と昭和の頃から取引を

しており、約200万円の過払い(利息込み

で250万円)が発生しているため提訴に

踏み切った。

しかし、過払い元金が140万円を超える

場合には司法書士に代理権はないため、

書類作成等の本人訴訟支援という形で

サポートする。

 

いよいよYさんの番。事前の打ち合わせは

バッチリである。

 

裁判官「Yさんですね?」

 

Yさん「はい、そうです」

 

裁判官「被告は欠席ですが、一応答弁書が

出てますね。」

 

--中身に目を通す裁判官--

この件は分断等の争点はない。

武富士の答弁書を事前に見たが、過払い

利息はその都度発生ではなく、あくまで

最後の取引からであり、それが民法704条

の趣旨であり、某裁判所では支持を得ている

などの内容。

 

裁判官「これは答弁としてはどうなのかね・・。

原告はもしこれに意見があるなら、準備書面

を提出してください。なければ別に結構です。

あとは訴外でもし和解できるようならなるべく

そうしてください。」

 

--こちらを伺うYさんにうなずく私--

 

Yさん「はい、分かりました。」

 

裁判官「では次回期日を三月△日に指定

したいと思いますがいかがですか?」

 

--こちらを伺うYさん。予定を確認して

うなずく私--

 

Yさん「ではその日でお願いします」

 

通常貸金業者は悪意の受益者であり、

悪意の受益者が受け取った不当な利益には

その都度利息が発生する。

よく悪意ではないといった主張は以前あったが、

今度は法の趣旨をそのように解釈してくるとは

多少意外であった。

しかし裁判官は論点として見なかったようだ。

この件は恐らく次回までに和解になるだろう。

本人訴訟であっても、しっかりとしたサポート

があれば十分に闘えます。

Yさんの労をねぎらい裁判所をあとにした。

 

 

2009年2月15日

過払い金が手元に戻るまでの期間

本日は日曜日。

当事務所は土日祝も営業しているため、

本日も業務に精を出す。

 

午後、一本の電話が鳴る。

 

Aさん「昔消費者金融に借入れがあって、

3年前くらいに全部完済したんですが

払いすぎってあるんですか?」

 

お話しを伺うと、レイク・武富士・アイフルの

3社から50万円ずつ借入れをしていたが、

7年ほど利用した後に完済したとのこと。

利率はうろ覚えだが28%位。

 

わかば「そうですね、それでしたら、

100%過払いが発生していますよ!」

 

Aさん「そうなんですか?その過払いって

どうやったら返ってきますか?」

 

---手続の流れを説明する---

 

Aさん「分かりました。お願いしてから

どれくらいで手元にお金が戻りますか?」

 

わかば「そうですね、相手があることなので、

絶対ではないんですが、取引履歴の開示に

1ヶ月前後、計算に数日、それから返還交渉に

入っていくので、早くて3ヶ月位ですね。

遅い業者で半年位見てもらえればと大丈夫

ですよ」

 

Aさん「分かりました、その手続お願いしたいの

ですが、過払いが無かった場合でも費用は

かかるんですよね?」

 

わかば「いえ、うちは過払いが発生していない

場合には費用の請求は致しませんのでどうか

ご安心下さい」

 

Aさん「そうなんですか!?じゃあすぐにでも

お願いします」

 

---直ちに受任の段取りをした---

 

メディア等で過払い金が取り上げられることが

多くなったせいか、過払いに関するご質問を

頂戴することが非常に多くなっている。

その中でも多いのが、どのくらいの期間で

手元にお金が戻るかだ。

事案によっても異なるところだが、最近の

傾向でいうと、請求件数が増えたせいか、

業者の返金も少しずつ遅くなっている。

 

訴訟か任意交渉かにもよるが、武富士、

アイフルは返金が遅くなってきている。

逆にアコムやレイクは未だに返金は

早い。

中小業者になると半年後(しかも分割)

ということも珍しくない。

 

また、業者の返金以前に、依頼する

専門家によっても対応の差が出る

ことがある。

ご依頼の際は最初に返還までの

目安期間をご確認ください。

 

2009年2月13日

武富士 赤字2000億円

本日の日経新聞(朝刊)に目を通して

いると、「武富士 赤字2000億円」の

記事が目にとまった。

 

日経新聞の記事によると、武富士の

2009年3月期の連結最終損益が

2000億円程度の赤字(前期は141億円

の黒字)に転じる見通しとなった。

これは過払い金返還請求の高止まりを受け、

引当金を大幅に積み増したためだ。

それでも武富士の今期末の自己資本は

2000億円程度で、自己資本比率は20%弱

を維持できそうとのこと。

 

自己資本比率が高いほど経営の健全性が

高いと言われている。

その点からいうと、武富士は今回大幅な赤字を

計上したものの、財務基盤は一応安定していると

いえそうだ。

 

過払い請求の増加、法改正による規制の強化

など、貸金業者を取り巻く環境は厳しさを増して

おり、中小零細業者では廃業する業者が多数

出てきている。

大手にしても、CFJ(ディック)の経営縮小、

レイク(GEコンシューマー・ファイナンス)の新生銀行へ

の売却、クレディア及びアエルの民事再生など

経営環境は決して楽観できなくなっている。

 

過払い請求をお考えの方は早めの行動を

お勧め致します。

 

 

 

2009年2月12日

ライフとの交渉

午後、Yさんの過払い請求訴訟の件で

ライフの担当より電話が入る。

 

ライフ「Yさんの件ですが、できたら

訴外で和解お願いしたいのですが?」

 

わかば「いいですよ。この件でしたら、

過払い元金97万に利息を付けて

端数カットした109万円であれば

和解できますが?」

 

ライフ「分かりました。では3月△日

に返還致しますので、和解書と

取下げ手続などお願い致します。」

 

わかば「承知しました」

 

 

あっという間に利息込みの満額で和解と

なった。

ライフは任意交渉だと通常過払い元金の

70%返還を主張してくる。

昨年までは85%位だったのだが、徐々に

返還率を下げてきている。

そのため当事務所ではライフに対しては

即訴訟を提起している。

訴訟になれば、ほぼ争うことなく利息を

付けた満額で和解となる。

 

本当は満額返せるのに、任意交渉では

相手の足下をみて値切ってくるのだ。

こういう相手にはやはり訴訟が効果的

です。

過払い金は依頼者が支払ってきた

大切なお金です!

遠慮無く取り戻しましょう。

 

2009年2月11日

債務整理 家計状況を総合的に判断します。

本日は建国記念日。

午後、Aさん親子(母 50代・娘 30代)が相談の

ため来所。

お話しを伺うと、夫(50代)に多額の借金があり、

今まで何とか返済してきたが、その夫が

病気で入院し、今後の仕事復帰はまず不可能

とのこと。

Aさん自身も消費者金融5社から200万円

ほどの借金がある。

だが、Aさんの借入れ期間は約10年と長く、

金利の安い一社を除き、他はまず過払いが

見込める。

 

わかば「ご主人は残念ですが、借入先の

利率が法定内の所ばかりなので、自己破産が

妥当でしょう。

奥さんは任意整理で全て負債は消えるでしょう。

ただ問題は今後の生活ですね。

奥さんの収入が約13万円で、娘さんは派遣の仕事で

手取り給料が16万円から、家への生活費が約3万円

ですか。

お給料からするともう少し家にいれることはできない

のでしょうか?」

 

娘「そうですね、車のローン、携帯代、駐車場代、

ガソリン代、あと1社クレジットの支払いもあるので、

3万が限度です。」

 

わかば「車は週にどれくらい使いますか?」

 

娘「え? えーと休みの日(土日)に少し乗る

位ですね」

 

わかば「車を手放すことはできませんか?」

 

娘「んー、でも今後は父を病院まで送ったり

で使うことあるかと思いますし・・」

 

わかば「病院へはバスで通えませんか?」

 

娘「・・・、不可能ではないと思います」

 

わかば「もし月に2、3回乗る程度なら

レンタカーの方が安いですし、車を手放す

だけで、駐車場代(月約1.5万)、ガソリン代

(月約5000円)、その他車検代・保険代など

年間数十万円違ってきますよ。」

 

娘「言われてみればそうですね・・。」

 

わかば「まだ実感は湧かないかもしれませんが、

いまAさんが置かれている状況はかなり厳しい

ものがあります。

今後はお父さんの医療費などもかさむと

思いますし、親子で力を合わせて

少しでも貯金していくぐらいの気構えで

ないと、何かあった瞬間に破綻しかねない

ですよ」

 

娘「そうですね、私も派遣でいつどうなるか

わからないですし、認識が甘かったです。」

 

わかば「あとは娘さんの携帯代も少し高い

ので、料金プランを見直し、車のローンと

クレジットを整理した方が良いと思います。

そうすれば月に7万位は家に入れられる

ようになりますよね。」

 

娘「そうですね。是非その方向でお願い

致します」

 

債務整理とはただ借金を整理すれば

いいわけではない。

そのご家庭の置かれている状況を

よく見極め、今後生活していくうえで

一番良い方法を提案しなければ

ならない。

 

当事務所では一人一人のお客様に

合わせたご提案を行っています。

 

 

 

 

2009年2月10日

最近のCFJ

CFJ(ディック、アイク、ユニマット)という会社がある。

米国シティグループの傘下で大手消費者金融として

業績を伸ばしてきた会社である。

ところが、法改正によるグレーゾーン金利の撤廃、

総量規制の導入、過払い請求の増加、世界的な

金融不安などにより、大幅な業務縮小を余儀なく

され、とうとう昨年シティグループ内でも不採算部門

として扱われることになった。

また、その少し前に株式会社から合同会社へと

組織変更を行い、資本金を1億円まで減資した。

 

一部では、間もなくCFJは倒産するという

噂さえある。

 

過払い請求においては、任意交渉では

以前から過払い元金の80%前後の返還を

主張し、訴訟になれば訳の分からない分厚い

答弁書(40ページ以上)を出してくる面倒な

相手だ。

 

本日はYさんの過払い請求訴訟の件で、

CFJの担当と電話で交渉。

 

わかば「この件は特に争点もない件ですから、

過払い元金+利息の端数カットである45万円

であれば和解可能ですが?」

 

CFJ「利息は勘弁してくださいよ。

いま本当にうちの会社は大変なんです。

先生だってご存じでしょう?」

 

わかば「もちろん存じてますが、

その分今まで儲けてきたんですから

仕方ないですよね?」

 

CFJ「そんなことないですよ。

儲けなんてとっくになくてってますよ。

元金はお返ししますから、それで

いきましょうよ」

 

わかば「そういうわけにはいきません。

Yさんは御社よりもっと大変なんです。

Yさんの事情もお察し下さい」

 

CFJ「ほかの事務所さんでは利息は

カットしてもらってるんですよ」

 

わかば「だからうちも端数をカット

(利息込み)してるじゃないですか?」

 

CFJ「・・・・。では45万で一度上司に

確認しますのでまた改めてご連絡します。」

 

わかば「よろしくお願いします」

 

合同会社になった後も何度か過払い交渉を

行っているが、訴訟になればほとんどの件で

利息込みの和解をしている。

また、任意請求でも相変わらず過払い元金の

80%程度の返還を主張しているため、今までと

くらべて特段変わった様子はない。

だが、親会社であるシティがCFJに見切りを

つけたことは間違いない。

 

CFJに対し長期間に渡り借入れと返済を

繰り返されている方は要注意です。

既に過払い金が発生しているかもしれません。

 

 

 

2009年2月 8日

もう逃げなくてもいいんですか?

本日は日曜日。

相談のためBさん(30代・男性)が来所。

 

B氏「実は3年前にサラ金に対して

支払いができなくなって逃げて

しまったんです。

ただ、逃げていても何の解決にもならないし、

最近になって過払いという言葉を聞いて

もしかしたら自分の場合はどうなのかと

思いまして・・。」

 

わかば「そうですか。業者名や借入金額

などは今でも覚えていますか?」

 

B氏「武富士・レイク・プロミスの3社から

それぞれ100万円近く借りてたと思います。」

 

わかば「取引は何年位されていましたか?」

 

B氏「確か10年ちょっとくらいです。

当時パチンコにはまってしまい、軽い気持ちで

軍資金を借りたのが始まりで、その後は借りて

返してのずっと繰り返しでした。

ただ最後の方は負けがこんでしまい、

新たな借入もできなくなったので、

返済することができずに逃げてしまった

んです。」

 

わかば「なるほど。

伺った限り、Bさんの借金はすでに

返さなくていい状態になっている

可能性が高いですね。」

 

--利息の説明を行う--

 

B氏「そうですか。そうしたらもう

逃げなくてもいいんですか?

住民票も異動して大丈夫ですか?」

 

わかば「計算の結果しだいですが、

仮に残金が残ったとしても、かなりの

額が圧縮されますので、Bさんの

可処分所得の範囲内で和解することが

十分可能ですよ。

ですからもう逃げる必要はありませんよ。

住民票も異動して大丈夫です。」

 

B氏「本当ですか!?まさかと思って

相談にきましたが、勇気を出して

本当に良かったです。

どうかよろしくお願いします。」

 

わかば「承知しました、お任せください」

 

借入と返済状況、そして利息(年率27%

前後)からして、Bさんの借金はすでに

過払いになっている可能性が高い。

だがそうとは知らずに業者の不当請求

から逃げ続けたBさん。

さぞ肩身の狭い思いをされたことだろう。

 

Bさんのケースは決して珍しいケースでは

ない。

金融業者は過払いになっていることを

知りながらも不当に請求し続けるのだ。

 

高利(年率20%以上)の借金を長期(5年)に

渡り返済されている場合、過払い金が発生

しているかもしれません。

お心当たりがある方は早めにご相談ください。

それが問題解決への第一歩です!

 

 

 

2009年2月 6日

会社からの深刻な相談が増えています。

債務整理といえば、ほとんどが個人のお客様

からの相談だが、昨年末くらいから、

企業経営者の方からの相談が増えている。

本日も一本の電話が入る。

 

相談者「実は会社をたたみたいと思いまして。

どのようにしたらいいかお聞きしたくて・・。」

 

わかば「そうですか。業種はどういった内容に

なりますか?」

 

相談者「建設業です。不況の影響で仕事が

急に減ったうえに、元請けで倒産する業者も

出てきて集金ができず、資金繰りが完全に

行き詰まりました。」

 

わかば「負債は何社から、合計でいくら

くらいありますか?」

 

相談者「公庫に800万、銀行が全部で2000万、

個人のカードローンが7社で500万。

街金からも150万あります。

それから従業員への未払い給料が100万位、

材料費の仕入れ代も200万くらいあります。

あとは法人税などの税金もかなり滞納してます」

 

わかば「そうですか・・。

街金ていうのはもしかすると

10日ごとに何割とかの返済ですか?」

 

相談者「ええ。お恥ずかしいのですが10日で

2割位の利息を払ってます。」

 

わかば「10日で2割ですか!?

それはまずいですね。至急解決策を考えましょう」

直ちに面談の日程調整を行った。

 

建設業・運送業・不動産業・小売業など、

業種にかかわらず、会社経営者からの

深刻な相談が以前に比べかなり増えている。

その多くは代表者である社長も多額の借入れを

しているため、会社(法人)と代表者(個人)を

セットで債務整理することになる。

もし商工ローンや街金などからの借入れがある

場合には更に深刻さを増すため、迅速な行動が

解決の重要な鍵となる。

 

日々の新聞やニュースによれば、3月にかけて

さらに派遣切りやリストラが増えるというのが

大半の見方になっている。

今後さらに返済に窮する人や企業の増加が

見込まれる。

早めの相談が問題解決への第一歩です!

 

 

2009年2月 4日

キャスコが名称変更!?

キャスコという中堅消費者金融がある。

過払い金については、判決をとろうが

何をしようが、一貫して2割しか返還

しないと主張するとんでもない会社だ。

 

そのキャスコのホームページによると、

2月1日をもって、プライメックスキャピタル

に社名を変更したとのこと。

それ以外は特に合併や資金援助などの

情報はない。

いったい何のためだろうか?

そんなとこにお金をかける位なら少しでも

過払い金を返してほしいものだが・・。

 

消費者金融の社名変更といえば、

かざかファイナンス→ネオラインキャピタル、

三和ファイナンス→SFコーポレーション、

クレディア→フロックス

があげられるが、いずれもまともに

過払い金を返さない会社ばかりなのは

気のせいだろうか・・・。

 

 

2009年2月 3日

フロックスの無茶な主張

フロックスという会社がある。

一部上場で民事再生法を申請した

クレディアの全事業を承継した会社だ。

スポンサーはあのネオラインキャピタル

(旧かざかファイナンス)である。

 

ネオライン自体まともに過払いを返す

会社ではないため、フロックスも同様に

過払いをまともに返そうとしない。

また、逆に負債が残った場合には、

容赦無く一括返済を要求してくる。

 

昼過ぎ、Aさんの過払いの件で

フロックスへ電話をかける。

 

わかば 「Aさんの過払いの件ですが?」

 

フロックス「当社では任意の交渉では、

再生前の過払いはきちんとお返ししますが、

再生後に発生した過払いについては、

2割から3割しかお返しできません。

但し、Aさん以外に先生の方でお受けして

いる方で、負債が残っている方がいますから、

その方達の和解の話しが先に済まないうちは、

過払いについてもお話しはできません」

 

わかば「はぁ?Aさんと他の方については

まったく無関係でしょうが?」

 

フロックス「当社はご存じの通り再建途中の

会社ですから、原資がないのです。

負債が残っている方から回収して

返還に充ててますので」

 

わかば「そうですか。そうすると負債が残って

いる方達については、一括で返済する場合は

大体2割から3割をお返しすればいいのですね?」

 

フロックス「いえ。そういったお話しは応じかねます」

 

わかば「言ってることがめちゃくちゃじゃない?

自分たちは過払いの2割しか返さないで、

逆の場合は全額返せっていうの?」

 

フロックス「会社の方針ですので・・。」

 

わかば「話しにならないですね。

訴訟を検討しますので」

 

こういう会社が果たして再建できるの

だろうか?

フロックスに対して過払いがある方、

負債が残っている方は要注意です。

 

 

2009年2月 2日

過払い請求 その後のシンキ

午前、シンキの担当者より電話が入る。

 

シンキ「訴訟になっているNさんの件ですが、

和解をお願いできますか?」

 

わかば「Nさんの件ですね、分かりました。

過払い元金49万円に利息を付けて約53万

なので、端数カットしてちょうど53万なら

和解できますが?」

 

シンキ「相変わらず厳しいですね・・。

もう少し何とかなりませんか?」

 

わかば「特に争点もないので、これ以上は

無理です。

稟議おりないなら訴訟続行しますので」

 

シンキ「・・・・。分かりました。

では53万円でお願いします。

返還日は2月△日になりますので、

和解書と期日変更手続などお願いします」

 

わかば「承知しました」

 

特段の争点もなかったため、利息込みの

ほぼ満額で和解となった。

 

シンキは訴訟を提起すると、争点がなければ

たいがい利息込みでの和解となる。

 

ところが任意の交渉では、10万円以下の

過払いでゼロ和解(一円も返さない)

主張したり、10万円以上でも7割か8割しか

返還しないと主張してくる。

徹底して相手の足下を見ているのだ。

そのため当事務所では金額にかかわらず

即訴訟提起している。

 

こちらもむやみに訴訟をしたいわけではないが、

相手がこちらの足下を見てくる以上、仕方がない。

過払い金はお客様が支払った大切なお金です。

安易な妥協は絶対にしません。

 

2009年2月 1日

この国の行く末が心配です・・。

本日は日曜日。ついこの前お正月かと

思ったらあっという間に2月になってしまった。

年々時間が経つのが早く感じる今日この頃・・。

 

午後、相談のためAさん(66才・女性)が来所。

借入れは武富士1社のみで100万円。

取引は10年に及んでいる。

 

わかば「借入れは一社だけですか?」

 

Aさん「そうです。他は一切使ってません。

一社返すだけでももう大変です。

少ない稼ぎから毎月4万円近く消えてしまう

ので・・。」

 

わかば「返済に遅れなどありますか?」

 

Aさん「一回もありません。最初に

100万円借りてから、後は返して

借りての繰り返しです。」

 

わかば「利息が高いから全然元金が

減らないんですよね。でももう安心

してください。

恐らく武富士へは今後返済の必要は

なくなりますから。

上手くいけば過払い金も返ってきますので」

 

--- 利息再計算の説明を行う ---

 

Aさん「そうなんですか。少し安心

しました。」

 

わかば「今は休職中とのことですが、

年金はどうされてるのですか?」

 

Aさん「私は加入期間が足りないので

もらえないんです。

夫とも早くに離婚してますので・・。」

 

わかば「そうでしたか・・・。

今後の生活の方は大丈夫なのですか?」

 

Aさん「隣町に住んでいる子供(30代)のところに

この件が落ち着いたら身を寄せることになって

ますので、何とかなると思います。

今は子供がケガで入院しているため、

看病にいかねばならないので、休職してますが、

子供が退院したらすぐ復帰して働きます。

引っ越すにもお金かかりますし・・。

あとは先生の費用もお支払いしないといけないし。」

 

わかば「そうでしたか・・。

うちの報酬については手続が終わってから分割で

大丈夫なので、ご安心ください。

まずは生活を立て直すことを優先なさって下さい。」

 

Aさん「すみません。助かります。」

 

 

未曾有の不況により、職を失い、家を失う方が

増えている。

また、事情により、高齢になって年金を受け取れない

方もたくさんいる。

仮に受け取りができたとしても、年金だけでは

安心して生活できるかは微妙である。

 

誰もが安心して暮らせる世の中になってほしい。

そう願わずにはいられません・・。