大家さんも不況で大変です。
本日は日曜日、千葉県知事選挙の投票日。
朝一で投票を済ませてから業務を開始。
昼過ぎ、70代のB氏が相談のため来所(男性)。
わかば「マンション2棟とワンルームマンションを2室、
それからご自宅(戸建)を所有されるのですか?」
B氏「ええ。今までは銀行の支払いに困る
なんてことはなかったんですが、入居率の
減少で厳しくなってしまい・・。」
わかば「毎月の支払いが約100万円ですか・・。
現在2棟の入居率はいかがですか?」
B氏「今は何とか5割位ですが、月末に
また少し退室が出るので、5割を下回る
と思います。」
わかば「5割ですか・・。せめて入居率は
9割をキープしないと利回りが難しい
ですよね・・。
やはり不況の影響も大きいですか?」
B氏「そうですね、減少気味だったところに
さらに昨秋から退室が相次いで・・。
何とか貯蓄で切り盛りしてきたのですが、
もうそろそろ限界に来たので・・・。
マンションなんかもういらないので、何とか
自宅を残して破産したいんです」
わかば「自宅を残して破産ですか・・・。
それは正直厳しいと思います・・・。」
---破産の説明を行う---
B氏「そうですか・・・・・・。もう一度
よく考えてみます・・。」
B氏の負債は銀行のみ。
いずれも自宅とマンションを購入した際の
不動産担保ローンである。
マンションを全て手放してどうにかなるなら
そう勧めるところだが、この不況下では
値段を下げても売れるかどうかすら
微妙である。
売却しても銀行のローンを消せない場合
には、差額を返済し続けなければならない。
購入した数年前は、B氏もまさかこんなことに
なるとは思わず、銀行のローン支払いを上回る
家賃収入に加えて十分な年金も入り、悠々自適
な生活であった。
ところが100年に一度の金融不況に直面し
入居率は一気に50%まで下がってしまった。
B氏は帰り際にこう言い残していった。
B氏「年金だけでも十分に生活できたのに
この年になってまさか家を失うなんて・・。」
大家さんというと、何となくなく裕福な
イメージを持っていたが、この不況に
よる影響は大家さんにも及んでいた。
世の中に絶対ということはありません。
株や投資などをお考えの方は、
くれぐれもご用心下さい。