2009年 3月 29日
大家さんも不況で大変です。
本日は日曜日、千葉県知事選挙の投票日。
朝一で投票を済ませてから業務を開始。
昼過ぎ、70代のB氏が相談のため来所(男性)。
わかば「マンション2棟とワンルームマンションを2室、
それからご自宅(戸建)を所有されるのですか?」
B氏「ええ。今までは銀行の支払いに困る
なんてことはなかったんですが、入居率の
減少で厳しくなってしまい・・。」
わかば「毎月の支払いが約100万円ですか・・。
現在2棟の入居率はいかがですか?」
B氏「今は何とか5割位ですが、月末に
また少し退室が出るので、5割を下回る
と思います。」
わかば「5割ですか・・。せめて入居率は
9割をキープしないと利回りが難しい
ですよね・・。
やはり不況の影響も大きいですか?」
B氏「そうですね、減少気味だったところに
さらに昨秋から退室が相次いで・・。
何とか貯蓄で切り盛りしてきたのですが、
もうそろそろ限界に来たので・・・。
マンションなんかもういらないので、何とか
自宅を残して破産したいんです」
わかば「自宅を残して破産ですか・・・。
それは正直厳しいと思います・・・。」
—破産の説明を行う—
B氏「そうですか・・・・・・。もう一度
よく考えてみます・・。」
B氏の負債は銀行のみ。
いずれも自宅とマンションを購入した際の
不動産担保ローンである。
マンションを全て手放してどうにかなるなら
そう勧めるところだが、この不況下では
値段を下げても売れるかどうかすら
微妙である。
売却しても銀行のローンを消せない場合
には、差額を返済し続けなければならない。
購入した数年前は、B氏もまさかこんなことに
なるとは思わず、銀行のローン支払いを上回る
家賃収入に加えて十分な年金も入り、悠々自適
な生活であった。
ところが100年に一度の金融不況に直面し
入居率は一気に50%まで下がってしまった。
B氏は帰り際にこう言い残していった。
B氏「年金だけでも十分に生活できたのに
この年になってまさか家を失うなんて・・。」
大家さんというと、何となくなく裕福な
イメージを持っていたが、この不況に
よる影響は大家さんにも及んでいた。
世の中に絶対ということはありません。
株や投資などをお考えの方は、
くれぐれもご用心下さい。
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