Profile

司法書士
わかば法務相談室

お客様第一主義を徹底し、日々業務に取り組んでいます。  債務整理や過払い請求のリアルな現状を、ブログを通して一般の方々にお伝えできればと思います。 ご不明な点やご相談は電話・メールにてお気軽にどうぞ。

わかば法務相談室

Site search

Categories

Monthly Archives

Recent Entries

Recent Trackbacks

Links

Tag Clouds

2009年 5月 28日

新生カード(旧GCカード・GEカード)の対応

大手消費者金融で新生カードという

会社がある。

3月まではレイクと同じく

GEコンシューマー・ファイナンスという社名で

あったが、同社が以前展開していた

旧GCカード、旧GEカード等が

切り離され、今年の4月より

新生カードとなった。

以前からGE社内でもこの

2つのカードに関しては別部署

対応になり、同じ会社でありながら

なぜかレイクとは対応が異なっていた。

 

過払い請求に関しては、任意では

一貫して元金ベースでの和解にしか

応じず、大体8割から9割前後での

和解にしか応じない。

だが訴訟になると一転して、利息込み

での和解になる。

特段争ってくることもない。

 

新会社になってからもそのスタンスは

変わらないため、案件に応じて訴訟を

提起している。

 

午後、Aさんの過払い訴訟の件で

新生カードの担当より電話が入る。

 

新生「Aさんの件ですが、訴外和解を

お願いしたいのですが?」

 

わかば「もちろん金額しだいでは

可能ですよ」

 

新生「どれくらいなら?」

 

わかば「過払い元金に利息を加えた額

の端数カットで95万5千円なら和解可能

です。」

 

新生「分かりました、それでお願いします。

返還日は7月△日になります。

和解書と取り下げ手続きをお願いします」

 

わかば「承知しました。」

 

 

あっさりと元利込みでの和解になった。

通常の任意交渉ではまず利息込みでの

和解には応じない。

本当は返せるのに足元を見ているのだ。

こういう相手には訴訟が効果的です。

 

 

タグ: , ,

2009年 5月 27日

プロミスも任意で5割返還!?

午後、顧客K氏の過払い請求(任意)の件で

プロミスの担当より電話が入る。

 

プロミス「Kさんの過払いですが、20万の

返還ということでいかがでしょうか?」

 

わかば「え? ということは過払い元金

(40万)の5割返還ということですか?」

 

プロミス「ええ、何とかそれでお願いできない

でしょうか?」

 

わかば「うちの方針(原則訴訟提起)は

ご存知ですよね?」

 

プロミス「ええ、存じております・・。

ですが、業績も大変厳しいので、

無理を承知でお願いするしかないんです。」

 

わかば「御社はメガバンク(三井住友銀行)

がついてるでしょう?」

 

プロミス「このままの業績ではいつ切られるか

分かりませんよ」

 

わかば「とにかく5割返還では納得できない

ので、訴訟対応させていただきますので」

 

プロミス「・・そうでうすか。分かりました。」

 

 

ここ最近各社返還の条件が厳しくなって

きたが、まさかプロミスまでもが5割返還

を言い出すとは思わなかった。

今までだと、任意交渉でも過払い元金

の端数カットか、9割位での和解ができた

ため、案件によっては任意交渉での和解を

してきたが、5割では到底納得できない。

 

単に担当者ごとの判断か社としての方針

かは定かではないため、少し様子を見る

必要があるが、場合によってはプロミス

案件は全て訴訟対応になるかもしれない。

だが、訴訟の方も今後もしかしたら

引き延ばしや無茶な反論をしてくる恐れがある。

しばらくはプロミスの動向から目が離せない。

 

タグ: , ,

2009年 5月 25日

武富士 処理が追いつかない!?

週明け月曜日。

夕方過ぎ、武富士からNさんの過払い

の件で電話が入る。

 

武富士「Nさんの過払いの件ですが、

ご連絡遅くなってすみません」

 

わかば「確か今日までにお返事頂ける

というお話でしたよね?」

 

武富士「ええ、何とかギリギリですが、

ご連絡した次第です。

ただ、誠に申し上げにくいのですが、

Nさんの利息引き直し計算がまだ

終わってないんです。

できましたら、今週末までお待ち頂く

ことは可能でしょうか?」

 

わかば「えー、請求書送付してから

何日経ってると思ってるんですか。

やっぱり訴訟対応しかないですかね?」

 

武富士「今週末までには何とか解決

できるようにいたしますので。」

 

わかば「今週末ですか。

計算が追いつかないほど件数は増えて

るんですか?」

 

武富士「ええ・・。全国各地からものすごい

数の請求が来ております・・・。」

 

わかば「件数が多くて大変なのも分かり

ますが、あまり遅いようなら訴訟を検討

しますので」

 

武富士「分かりました。急ぎますので」

 

 

武富士はいつからか処理が非常に遅く

なった。

また、最近では任意交渉で過払い元金

の70%返還や5ヶ月後の返還を言い出したり

したため、ほとんどの案件で訴訟を提起

している。

だが、担当によっては、任意交渉でも

過払い元金位で和解になることもあるため

案件によっては、任意での返還交渉を

行っている。

対応は遅いが、△日までに担当から

お電話致しますというと、必ずその日までに

連絡をしてくる。

このあたりはさすが大手といったところか。

だがとうとうその約束すら危うくなっている。

 

訴訟の方でも、期日前日の夜になって、

答弁書をFAXしてくることが多くなった。

たいがい中身のない答弁書がほとんど

だったが、直近の答弁書では今年1月の

最高裁判決を引用し、過払い利息は

あくまで取引終了時点から発生するので

あり、過払いが発生する都度ではない

との主張をしてきた。

この主張がどこまで本気かはまだ不明

だが、任意交渉及び訴訟のいずれにしろ

武富士案件は今後時間がかかることが

予想される。

  

タグ: , ,

2009年 5月 24日

必ず過払いが発生するとは限りません。

本日は日曜日。

昼前、一本の相談電話が入る。

 

相談者「過払い金の請求を考えて

いるのですが?」

 

わかば「既に完済されていますか?」

 

相談者「去年完済しました。

借りて返してを8年位は繰り返したので

結構な額だと思うのですが」

 

わかば「業者名はどちらになりますか?」

 

相談者「ジャックスです」

 

わかば「ジャックスですか・・。

それだと過払いはまず発生していないですね」

 

相談者「え、そうなんですか?」

 

わかば「そうですね、ジャックスは10年以上

前から法定利率内での貸付けを行って

いますので」

 

相談者「そうですか、てっきり過払いが

発生していると思ったのですが・・・。」

 

 

インターネットの普及により、様々な情報が

得られるようになった。

しかしまだまだ誤解されている部分も多い。

過払い金はあくまで法定利率(年利15%

から年利20%、金額によって異なる)を

超えた返済を行った場合に発生するもの

である。

よって、法定金利内での返済を何年行って

も過払いということにはならない。

法定内利率で貸付けを行う業者の一例を

挙げると、ジャックス、アットローン、モビット、

キャッシュワンなどがある。

もし契約書等の控えをお持ちの場合には、

一度金利の所を確認してみて下さい。

但し、今現在は法定金利内だが、それは

つい最近の話しで、それ以前は高利だった

という場合には過払いが発生している可能性

がありますので、迷わず専門家等にご相談

ください。

 

 

タグ: , ,

2009年 5月 23日

アエル 弁済金支払いへ

本日は土曜日。

夕方届いた郵便物を整理していると

アエルから郵便が何通か届いていた。

中身を確認すると、4月21日に確定した

再生計画に基づく弁済金を支払うので、

同封の用紙に口座を記入し送り返して

ほしいとのこと。

 

アエルの再生計画では、配当率は

たったの5%である。

100万円の過払いが発生していても

5万円しか返ってこない。

だが決まったことは仕方がない。

 

送られてきた案内によると、

6月12日までに返送すれば、

7月13日に振り込むとのこと。

 

 

 

タグ: , ,

2009年 5月 22日

なげやりなフロックス

夕方、Tさんの過払い訴訟の件で

フロックス(旧クレディア)の担当より

電話が入る。

これが3回目の交渉になる。

 

フロックス「こちらとしては33万をお支払い

するという以外はやはり和解には応じる

ことはできません」

 

わかば「クレディアの再生債権である

30万円については民事再生手続で決定

していることだから仕方ないでしょう。

ただ、民事再生申請後に受領した約13万

については、何の根拠もなく減額することは

できません」

 

フロックス「無茶を言わないでくださいよ。

それでは稟議が通らないんですよ」

 

わかば「無茶を言ってるのはそちらでしょう。

民事再生で過払い金を大幅に踏み倒して

おいて、さらにその後に受領したお金も

きちんと返さないなんておかしいでしょう。

判決もらうしかないですかね?」

 

フロックス「そうですね。

稟議も通りませんし、どうしてもその金額

というなら判決とってください。」

 

わかば「判決取られたらさすがに払うしか

ないですよね?」

 

フロックス「まぁ、そうでしょうね」

 

わかば「だったら訴外で返したって

同じでしょう。

支払日までの利息が付かない分だけ

ましだと思いますが?」

 

フロックス「こちらはあくまで判断する

立場ではないので。」

 

わかば「分かりました。今回は判決もらう

事にします」

 

 

結局話し合いでの和解には至らず、

この件は判決をもらうことになった。

民事再生後に受領した過払い金を

どうしてまともに返さないのだろう。

その時点で過払いになっている顧客

は分かりそうなものだが、何も言わず

黙って弁済を受領し続けた。

スポンサーであるネオラインキャピタル

(旧かざかファイナンス)の方針だろうか。

到底納得することはできない。

このような会社を再建させることに

何の意味があるのだろうか?

フロックス案件にはしばらく手を焼きそう

です。

 

タグ: , ,

2009年 5月 21日

その取引履歴は正しいですか?

夕方前、本日届いた郵便物に目を通す。

ふと見慣れぬ封筒に目がとまった。

東京の中小金融業者であるM商事から

顧客Sさんの取引履歴の開示であった。

早速中身を確認すると、平成19年からの

入出金が記載されていた。

だが、Sさんが相談時に記載した債権者

一覧にはM商事は平成10年からと書いて

ある。

すかさずSさんに電話をかけ、M商事の

取引開始年を確認し、それが間違いない

ことを確認したうで、M商事へと電話を

かけた。

 

わかば「Sさんの開示の件ですが、

平成19年からとはどういうことですか?」

 

M商事「えーと、それで全部だと思いますが、

本人はいつからの取引と言ってるんですか?」

 

わかば「それを言わないと出てこないのですか?」

 

M商事「いえ、そういう訳ではないですが・・」

 

わかば「取引履歴の開示は貸金業者の義務

ですから、守らないようなら監督官庁へ

直ちに処分を求める旨の申告をしますので」

 

M商事「!? 恐らく事務の者のミスと

思われますので、至急確認します・・。」

 

 

登録貸金業者は取引履歴の開示義務を

負っている。

ほとんどの業者はきちんと開示に応じる

が、中には手違いを装ってわざと短い

履歴しか出さない業者も一部いる。

中には大手業者でありながら、取引履歴の

改ざんを行った業者もあった。

履歴を短く出せば、その分過払いの額が

減るからだ。

 

業者(特に中小)からの履歴は鵜呑みに

せず、まずは慎重に日付・金額等を

確認ください。

 

 

 

タグ: , ,

2009年 5月 20日

ワイドも任意だと5割返還!?

午後、顧客T氏の過払い請求の件で

ワイドの担当者より電話が入る。

 

ワイド「Tさんの件で過払いの請求書を

頂いたのですが、単刀直入にこの件は

10万円の返還でお願いしたいのですが?」

 

わかば「!? それだと元金の5割ですか?

そういう和解は今まで一度もしたことない

ですが、方針が変わったのですか?」

 

ワイド「ええ、うちも直近の決算で赤字に

なりまして、もう本当に経営が厳しい

んですよ。我々の給与も下がってますし・・。」

 

わかば「厳しいのはどこも一緒ですよ。

この件は何も争点ないですし、訴訟に

なったら利息も付けて返還することに

なりますよ?」

 

ワイド「いや、うちもできれば任意で

の話し合いで解決したいんですが・・。

そうしたら何とか12万まで頑張ります

ので、それでお願いできませんか?

返還は1ヶ月後にしますので。」

 

わかば「12万ですか・・。

親会社(アイフル)は減益とはいえ利益

出してるのだから、もう少し何とかなる

でしょう?」

 

ワイド「親会社といっても資金援助が

あるわけでもないんですよ・・。」

 

わかば「分かりました。一度依頼人と

検討しますので」

 

 

ワイドは消費者金融準大手で現在は

アイフルの完全子会社となっている。

経営環境の悪化から、各地の支店を

統合し、新規の貸付けは既に行って

いない。

 

過払いへの対応はというと、履歴の

開示も非常に早く、返還日も早い。

そのためこれまでは依頼人の意向も

踏まえたうえで、元金の90%で任意の

早期和解を行ってきた。

もちろん訴訟になれば、争点の有無にも

よるが、特段争うことなく利息も含めた額

での和解になる。

 

だが、いくら開示や返還が早くても元金の

50%ではすんなり和解というわけには

いかない。

先日当ブログで三洋信販(ポケットバンク)

の例を取り上げたが、ここにきて各社

返還の条件が厳しくなっている。

今年中に倒産すると噂されている業者も

いくつかある。

過払い請求は日に日に厳しさを増しています。

 

 

 

タグ: , ,

2009年 5月 18日

居直る中小業者

週明け月曜日。午後、顧客T氏の件で

西日本のO社へ電話をかける。

 

わかば「Tさんの過払いの件で先日

請求書を送付しましたが、その後

検討はいかがですか?」

 

O社「ああ、この件でしたら、

ゼロ和解でお願いできませんか?」

 

わかば「は?請求金額は50万円

ですよ?

何がゼロなんですか?」

 

O社「うちももう厳しくてですね、

貸金業の廃業届けを出したんですよ。

もし出せるとしても3万が限度ですね」

 

わかば「廃業届を出したといっても、

会社はまだ清算したわけではないでしょ?

訴訟になっても構わないのですか?」

 

O社「今も既にいくつも強制執行

されてますけど、皆さん空振り

ですよ。

ちなみに数にすると100以上は

債務名義とられてますね。

それでも良ければどうぞご自由に

なさってください」

 

わかば「そうですか、話しにならない

ですね。

一度依頼人と検討致します。」

 

 

このO社、以前から評判は良くなかったが、

とうとうここまできたかという感じである。

だが、本当に押さえる財産がないとしたら、

仮に勝訴判決を貰ってもただの紙切れ

にすぎない。

 

O社に限らず、中小業者で同じように

居直る業者が増えてきている。

大手と違い、体力のない中小業者

相手にどこまでやるかは非常に

悩むところである。

過払い請求は相手を見極めたうえ

での対応が重要です。

 

 

 

タグ: , ,

2009年 5月 13日

ポケットバンク(三洋信販)、任意では5割返還!?

大手消費者金融でポケットバンク

(三洋信販)という会社がある。

現在ではプロミスの完全子会社と

なっている。

 

午後、A氏の過払い請求の件で

ポケットバンクの担当より電話が

入る。

 

ポケット「Aさんの過払いの件ですが、

元金の70%返還でお願いしたいの

ですが?」

 

わかば「相変わらずですね。

訴訟になれば利息込みでの和解に

なるのに、任意交渉だとどうして

元金の70%になるんですかね?」

 

ポケット「訴訟対応の方は部署が

異なるので分かりかねますが、

任意交渉ではこれが精一杯

ですね。」

 

わかば「一応依頼人と検討しますが、

恐らくいつも通り訴訟になると

思いますので」

 

ポケット「そうですか。仕方ないですね。

ただ、もし任意での和解をして頂ける

場合には早めに回答ください」

 

わかば「!? なぜですか?」

 

ポケット「今は元金の70%返還で

和解することができますが、もう少し

したら、それも難しくなり、元金の50%

くらいでの和解しかできなくなると思い

ますので」

 

わかば「5割ですか? 

何か理由があるのですか?」

 

ポケット「先生もご存知かと思いますが

親会社であるプロミスが赤字になりまして・・。」

 

わかば「昨日の日経新聞にも出てましたね。

確か1250億円の赤字ですよね」

 

ポケット「その通りです。

そうなると子会社であるうちも、明日はどうなるか

正直わかりません。

タンポートの件はご存知ですか?」

 

わかば「!? 確かに4月に入り、親会社が

プロミスからネオラインキャピタルに替わり

ましたね・・。」

 

ポケット「次はうちの番かもしれません・・。

少しでも抑えられるものは抑えたいんですよ」

 

わかば「なるほど。

では急いで検討することにします」

 

 

まさか大手の三洋信販が50%返還を

言い出すとは思わなかったが、親会社で

あるプロミスの経営状況を考えれば、

あながち嘘とも思えない。

 

過払い請求は迅速な行動が益々重要に

なりそうです。

心当たりの方は早めのご相談をお勧め

致します。

 

 

 

タグ: , ,