2009年 5月 7日
債務整理はまず家計の見直しから
ゴールデンウィーク明けの木曜日。
午後、相談のためAさん夫婦(20代後半)
が来所。
わかば「負債はご主人のみで、消費者金融
3社で約150万ですか?」
奥さん「そうです。結婚前から使って
いたらしくて・・。」
わかば「そうですか、期間が3年程度と
短いので、手続きしても恐らく負債が
残ってしまいますが?」
奥さん「金利が高いので、金利がつかない
ように返済して、早く完済したいんです。
今後の生活設計もありますので」
わかば「なるほど。ただ、Aさんは共働きで
収入も二人合わせて40万円以上ありますので、
ここはあえて債務整理しなくても、家計を見直して
返済に充てるお金を増やした方が良いと思います。
見るとやはり交際費が突出して高いので、
しばらくの間ここを何とか押さえて、その分を
返済に回してみてはいかがですか?」
奥さん「債務整理は受けてもらえないのですか?」
わかば「いえ、受けることはできます。
ただ、債務整理を行って負債が残ると、ご主人が
ブラックリストに載ってしまうので、今後住宅ローンや
自動車ローンを組む可能性がある場合、非常に不利
になってしまいますよ?」
奥さん「え、そうなんですか?
全然知りませんでした。
とにかく早くこの借金を返して、家の購入とか
子供のこととか考えようと思ってたから・・。」
わかば「であれば、先ほど申し上げたように
家計を見直して、返済に充てるお金を
増やし、もう今後借入はしないという方向が
良いと思います」
奥さん「そうですね、もう一度冷静に
話し合ってみます。」
わかば「ただ、すでに完済している消費者金融の
B社については、5年ほど利用していたということ
なので、過払い調査をしてみましょう。
完済後の過払い調査ではブラックにはなりませんし、
そこで発生した過払い金を、現在の負債に充てれば、
完済も早くなりますよ。」
奥さん「そんなこともできるんですか!?
じゃあ、それだけでもお願いします。
ということは、今ある負債も頑張って完済した後に、
同じく過払い調査ができるんですか?」
わかば「はい、その通りです。」
奥さん「分かりました。頑張って家計を
見直します。
あなたも分かった?」
ご主人「はい・・。」
今回は1社のみ過払い調査をお受けする
ことになった。
しっかり者の奥さんなので、恐らく早々と
完済となるだろう。
借金があれば、何でもかんでも債務整理
すれば良いわけではありません。
その方の置かれた状況、今後の生活設計
なども視野に入れて考える必要があります。
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