居直る中小業者
週明け月曜日。午後、顧客T氏の件で
西日本のO社へ電話をかける。
わかば「Tさんの過払いの件で先日
請求書を送付しましたが、その後
検討はいかがですか?」
O社「ああ、この件でしたら、
ゼロ和解でお願いできませんか?」
わかば「は?請求金額は50万円
ですよ?
何がゼロなんですか?」
O社「うちももう厳しくてですね、
貸金業の廃業届けを出したんですよ。
もし出せるとしても3万が限度ですね」
わかば「廃業届を出したといっても、
会社はまだ清算したわけではないでしょ?
訴訟になっても構わないのですか?」
O社「今も既にいくつも強制執行
されてますけど、皆さん空振り
ですよ。
ちなみに数にすると100以上は
債務名義とられてますね。
それでも良ければどうぞご自由に
なさってください」
わかば「そうですか、話しにならない
ですね。
一度依頼人と検討致します。」
このO社、以前から評判は良くなかったが、
とうとうここまできたかという感じである。
だが、本当に押さえる財産がないとしたら、
仮に勝訴判決を貰ってもただの紙切れ
にすぎない。
O社に限らず、中小業者で同じように
居直る業者が増えてきている。
大手と違い、体力のない中小業者
相手にどこまでやるかは非常に
悩むところである。
過払い請求は相手を見極めたうえ
での対応が重要です。