2009年 7月 22日
シティズとの攻防
当ブログでも何度か紹介している
Yさんとシティズの過払い訴訟の件。
シティズからの移送申立て・即時抗告
を次々と退け、ようやく第一回目の交渉
につく。
先方はこちらを手強いと見たのか、一回目
にもかかわらず代理人弁護士が出席。
地裁案件のため、こちらは傍聴席から
Yさんをサポートする。
裁判官「えー、では双方そろったところで
弁論を始めたいと思います。
原告は不当利得の返還を訴状の通り
求めているわけですね?」
Yさん「はい、訴状の通りです。」
裁判官「被告代理人からは、昨日準備書面
が送られてきてますが、過払い金の元金に
ついては争わないということでいいのですか?」
代理人「そうですね、ただ、書面記載の通り、
平成△年からは、訴外K氏(連帯保証人)が
原告に代わり弁済をしているので、原告に
請求の権利があるのか疑問です。」
裁判官「その点につき原告はいかがですか?」
Yさん「はい、確かに△年からは親族であるKが
私に代わり弁済しております。」
裁判官「その方は今回の件をご存知ですか?」
Yさん「はい、昨晩話しまして、Kでなければ
請求の権利がないということでしたら、Kも
参加して一緒に請求すると申していました。」
裁判官「分かりました、被告代理人はどのような
和解を希望されますか?」
代理人「K氏も次回出席のうえ、請求ということ
であれば、過払い元金を全額お返しすると
いうことで和解できればと思います。
但し、悪意の受益者に対する利息については
争わせて頂きます。」
裁判官「分かりました。原告はその案で
いかがですか?」
Yさん「過払い元金全額ですか・・、
分かりました。それで和解します。」
裁判官「では、原告は次回に関係人と
いうことで、K氏を出席させてください。
その前にこちらの申請書にK氏署名の
うえ、提出してください。
次回は◇月△日で宜しいですか? 」
代理人「こちらは大丈夫です。」
(こちらをうかがうYさんにうなずく私)
Yさん「はい、大丈夫です。」
裁判官「では、本日はこれで終わりと
します。」
Yさんがシティズに完済したのは5年
以上前のこと。
Yさん自身も忘れていたが、途中からは
親族のK氏が代わってシティズへ振込
んでいた。
前日に準備書面が届き、すぐにK氏に
協力を要請し、承諾頂いたため、特に
影響は出なかったが、もし音信不通
などになっていれば、危ないところで
あった。
だが、Yさんとしては、K氏にそれ以上の
負担をかけたくないので、今回は過払い
元金全額で和解し、利息は請求しない
こととした。
先日の最高裁判決もあるので、
利息まで請求すれば相手がシティズ
だけに相当の長期が予想されるため、
苦渋の決断であった。
シティズ案件はやはり注意が必要です。
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