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わかば法務相談室

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2009年 8月 26日

レイク 冒頭ゼロ計算に対する訴訟対応

大手消費者金融でレイクという会社がある。

以前は米国のGEコンシューマー・ファイナンス

という会社だったが、新生銀行との間で売却が

成立し、現在では新生フィナンシャルという会社名

になっている。

この会社は、一貫して平成5年10月以前の履歴を

破棄したとして開示しない。

そのため、過払い金の計算をする際には、冒頭ゼロ

計算か、過去の資料を基に推定計算をして請求する

ことになる。

 

未開示部分のない、通常の過払い請求では、

担当にもよるが、訴訟をしなくても5%利息まで

付けて和解できるため、対応は良い。

だが、未開時部分が入ると、対応する担当が

代わり、元金の8割や9割でしか和解できないと

言い始める。

そのため、当事務所では未開時部分がある場合、

冒頭ゼロ計算を用い、直ちに訴訟を提起している。

 

午後、顧客Mさんの件で、新生の担当者より

電話が入る。

 

新生「Mさんの件で訴外和解をお願いしたいのですが?」

 

わかば「条件次第では大丈夫ですよ」

 

新生「先ほどFAXお送りしたのですが、今回ですね、

倉庫から、Mさんの平成3年の契約書写しが出て

きまして、それを基に推定計算した金額で和解

お願いしたいのですが?」

 

わかば「契約書が出てきたんですか?

(届いたFAXに目を通す)

確かにMさんのですね。

いつも思うんですが、資料が出てくる場合も

あれば、出てこない場合があるのは何故ですか?

出したら不利になる場合だけ出さないんですか?」

 

新生「とんでもない、全部の件につき、一生懸命

探していますよ。

中には店舗統合などの事情により破棄している

ものもあるだけです。」

 

わかば「そうですか・・、分かりました。

平成3年からだと、Mさんの記憶とも

一致しますね。

金額はどうなりますか?」

 

新生「うちの方の推定計算に基づく

引き直し元金が、平成5年10月時点で

△△円になるので、その金額を入れて

もう一度再計算して頂けますか?」

 

わかば「分かりました、少しお待ち

くださいね。

(計算をやってみる)

そうすると、元金130万に利息16万を

足して合計で146万ですね」

 

新生「分かりました。

今回は146万で和解お願いします」

 

わかば「承知しました、一応Mさんに

確認とるので、またご連絡します。

返還はいつになりますか?」

 

新生「今でしたら10月初旬には返金

できます」

 

わかば「承知しました、至急確認

致します。」

 

 

その後Mさんに確認を取り、了承頂いた

ため、新生に連絡し、無事に146万円の

返還で和解となった。

 

新生フィナンシャルの場合、分割和解に

せよ、過払い請求(任意)にせよ、対応は

比較的良い。

それだけに平成5年以前の未開時部分

の対応だけ何とかしてほしい。

もし、新生(レイク)の履歴が平成5年10月

から始まる途中開示の場合には、訴訟を

お勧めします。

 

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