2010年 4月 10日
自己破産しても過払い請求は可能!?
本日は土曜日。
業者からの電話が入らないため、
書類作成業務を順調に行う。
午後、一本の相談電話が入る。
お話をうかがうと、A子さん(40代・女性)は
5年ほど前に、自ら裁判所に出向き、
自己破産手続きを行ったとのこと。
殆どが銀行からの借り入れであったため、
過払いなんて言葉すら知らなかったが、
一社だけ大手信販カードは10年以上
キャッシング(年利28%)を利用していた
ので、過払いが発生しているのでは
ないかと思い、電話をかけたとのこと。
わかば「自己破産の書類は自分で
作られたのですか?」
A子さん「そうです、何度か裁判所に
出向いて教わりながら作りました」
わかば「その際、利息の引き直し計算
はされましたか?」
A子さん「いいえ、そういったことは
一切してないです。
負債金額も業者からきた通知や
ハガキに記載してある数字をただ
書面に転記しただけです」
わかば「そうですか。
それなら過払いが見過ごされた
まま破産開始になった可能性が
高いですね。」
A子さん「今からでもそれを請求する
ことなんてできるのでしょうか?」
わかば「過払いが発生していて、
時効にかかっていなければ、問題
ないですよ。
もし調査される場合には一度事務所
の方にこ来所いただけますか。」
A子さん「分かりました。
近々うかがわせていただきます」
今では考えられないことだが、
数年前までは、引き直し計算を
しなくても自己破産申立が裁判所で
受理されていた。
当然、中には計算をすれば過払いに
なっているものもあったに違いない。
だが、ここで気になるのが、破産して
負債がチャラになった後に過払い請求
できるのかどうか。
場合によっては資産隠しになるのでは
といった見方もあるかもしれないが、
実務上は特段の問題なく、破産後でも
過払い請求は可能です。
また、そのことを肯定する判例も出て
います。
お心当たりのある方は、専門家にご相談
ください。
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