2010年 4月 12日
再生への道
夕方、顧客Aさん(30代・男性)が来所。
わかば『ではそろそろ行きましょうか?』
Aさん『ええ。 やっぱり緊張しますね。』
わかば『大丈夫ですよ。
この先生は別件でも再生委員になって
頂いていますが、とても温和で感じの
良い弁護士さんですから』
Aさん『よろしくお願いします』
そして再生委員であるN弁護士事務所へ。
N弁護士『あー、先生どうも。
今日は研修中の司法修習生も同席して
いいですかね?』
わかば『Aさん、よろしいですか?』
Aさん『私は大丈夫です。』
わかば『AさんがOKしてるので私も
大丈夫です』
N弁護士『すみませんね。
えーと、書類の方はわかばさんから
頂いてますから、今日は事実関係について
何点か確認させて頂きます』
・・・N弁護士からAさんへ何点か質問が
行われ、事前の練習とおり、事実をハキハキと
回答するAさん・・・
N弁護士『分かりました。
では裁判所の担当官にはこれで報告しますので
来月から毎月積立をお願いします。
これで面談は終了します』
Aさん・わかば『ありがとうございました』
Aさんが事務所を訪れたのは半年ほど前。
遊興費で消費者金融に作った借金が約500万円。
借入れ期間も短いため、過払い金もほとんどなく、
Aさんの収入ではとても任意整理は難しいことから
自己破産か民事再生しかないとの結論に至った。
だが、借金のほとんどをギャンブルに使用しており、
かつ、民事再生を選択すれば、何とか返済できる
ため、民事再生を申し立てることになった。
無事に手続きが進んでいるため、Aさんは今後3年間、
毎月約3万円を返済すれば、各業者への借金はすべて
返し終わることになる。
再生への第一歩を踏み出したAさんの顔が
とても晴れやかだったことが強く印象に残った。
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