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わかば法務相談室

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2010年 7月 1日

過払い請求 上半期総括

本日より7月。

今年も一年の半分が過ぎたかと思うと

本当に時間の流れが早く感じる。

 

改めて上半期の過払い請求の現場に

おける状況を振り返ってみると、今年は

昨年のように大型倒産はなかったものの、

各業者の対応は日増しに厳しさを増している

ことがまず挙げられる。

 

過払い請求訴訟に関しては目新しい大きな

論点はないが、昨年までなら訴訟提起後

すぐに和解できた業者も2回、3回と出廷

しないと和解にならなくなってきており、

アイフルやネオライングループ(SFコーポ

レーション、フロックス 他)などにおいては

たとえ論点がなくても控訴してくるようになった。

 

かつては優等生であったアコムも今では

任意請求だと過払い元金の50%返還を

言い出すようになり、訴訟してもすんなり

解決とはいかなくなった。

また、対応が悪化する消費者金融と

対照的に今まで対応が良かった信販系まで

対応が悪化し、オリコやイオンクレジット、セディナ

でさえ任意請求で過払い元金満額を回収すること

はできなくなってしまった。

唯一丸井だけは今でも任意の過払い請求に

満額で対応しているが、これもいつまで続くか

わからない。

 

そして上半期一番の目玉は総量規制(改正

貸金業法の完全施行)が始まったことである。

これにより、年収の3分の1を超える借入れが

原則としてできなくなるため、債務整理を

する人が増えたり、ヤミ金融に走る人が

増えることが予想されている。

だが、債務整理で一番多いはずの任意整理

で、将来的にも利息を要求する業者が増えて

きているため、任意整理が成立しない方の

破産や民事再生が今後は増えるかもしれない。

 

当事務所においては、今の所総量規制の目立った

影響は出ていないが、今後どうなるかは未知数である。

全体として少しずつ状況は悪化する一方なので、

債務整理にしても過払い請求にしても思い立った

ときにすぐ相談されることをお勧め致します。

  

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