2010年 7月 9日
あと一年早ければ
本日は週末金曜日。
午後、完済後の過払い請求の相談で
Oさんが来所。
業者はアペンタクル(旧ワイド)一社のみ。
5年ほど取引したのち、一昨年完済したとのこと。
契約書の控えをお持ちであったため、拝見すると
利率は29.2%と記載してある。
完済しているので、当然に過払い金が発生している。
しかし・・。
わかば「アペンタクル(旧ワイド)は既に貸出も行って
おらず、店舗も縮小し、過払い金の返還は今では
一割から二割程度しか応じなくなっています。
今回のケースだと、取引が5年程度だと、過払い金の
額自体がそれほど多くないところからさらに一割か二割
程度の返還ということになります」
Oさん「ええ、実はここに来る前、別の事務所に電話して
聞いたら、同じようなことを言われたうえに、そこでは扱えない
と断られました。
少ししか戻らなくてもいいから、受けてもらえませんか?」
わかば「こちらは金額の多寡にかかわらず、喜んでお受け
させていただきます。
アペンタクルの現状をご理解頂いたうえでのご依頼で
あればまったく問題ございませんので。」
Oさん「そうですか、良かったです。
もっと早く相談してれば状況は違ったのでしょうか?」
わかば「そうですね。
せめて一年半前くらいにご相談頂ければ、訴訟しなくても
過払い元金の90%前後は戻ってきたと思います」
Oさん「完済してすぐに相談すればよかったです。
その時は過払いなんて知らなかったので・・。
僅かな戻りでもいいので、よろしくお願いします」
わかば「承知しました」
2年ほど前に過払い請求を行った方々は
ほとんどの金融業者から満額の返還を受ける
ことができた。
ところが時間が経つごとに業者の状況は悪化し、
大手でもすんなり過払い金を返還しなくなった。
アペンタクル(旧ワイド)も例外ではなく、あっという間に
返還率は一割から二割程度にまで落ち込んだ。
今後はさらに対応が悪化することが予想される。
それにしても対応の悪い業者だけの過払い
請求や、過払いが見込めない債務整理を露骨に
断る専門家がなぜ後を絶たないのだろうか・・。
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